第10章ではバイクに2人乗りしたビアンカとルシアが障害物をかわしながら目的地へ向かうミニゲーム的な特殊バトルが用意されていたりしましたけど、番外編「極夜再臨」では横スクロールアクションが楽しめます。
っつってもあまりに素朴すぎて大して面白いもんではないんですけどね。
開発さんの洒落心みたいなやつかなと思います。
まあでもロゼッタのケンタウロス型ボディの走る姿を楽しむには横スクロールは適しているように思う。
カメラがちょっと遠すぎる気もするけども、稼働している箇所が全て一覧できるアングルですしね。
「極夜再臨」はバイオニックとの戦いとなる。
「極夜再臨」は強迫性障害に苦しむ陸上部隊の指揮官シーモアが、北航路連合の航路の一つを突然襲撃し始めた謎のバイオニック集団への対応に頭を抱えているところから始まります。
グレイレイブン指揮官以外の指揮官がキャラ絵付きで出てきたのって今回が初めてではなかろうか。
あとは、エステバンという構造体の新キャラが登場していますね。
バイオニックと言うのは北航路連合の領地に現れる動物型の機械体のことらしい。
一定のタイミングで一定の数がまとまって出現し、人の棲む港へ現れては大暴れして破壊を繰り返すという、行動に謎の多い存在のようです。
そのバイオニックが出現して大暴れする行動のことを住民たちの間では「潮(しお)」と呼ぶらしい。
いつもの潮は出てきたバイオニックを全滅させれば終わるものらしいんだけど、今回はバイオニックが再出現する周期が極めて短いらしく、今までになかったとても不自然な状況である、ということらしい。
インブルリアとバイオニックは航路連合が兵器として作り出したモノ。
「インブルリア」と言うのはロゼッタ達亜人型の始祖のような存在であるらしい。
航路連合はパニシングによる脅威がすぐに終息すると楽観視していて、脅威が去った後に崩壊して滅茶苦茶になった世界で自分たちが優位に立ち回れるよう、亜人型の構造体インブルリアとインブルリアの命令に絶対服従する機械体バイオニックを兵器として作り出したのだそうです。
しかし、インブルリアは起動と同時に暴走し破壊と殺戮を繰り返したため、航路連合は無数の艦船やキカイイッカクを投入し、数えきれない犠牲の果てになんとかインブルリアを破壊することに成功したのだという。
結局、優位に立とうとして作ったインブルリアに街も人も物資も破壊された上、彼女の暴走を止めるためにさらに追加の犠牲を払うことになってしまい、航路連合はパニシングの脅威が領地に及ぶ前から既に満身創痍に陥ってしまった、という残念なオチがついてしまったらしい。
守林人が罪人と呼ばれていた理由。
インブルリア開発に加担していた人々と、その家族や親しい友人たちはことごとく処刑か終身刑とされ「罪人」という烙印を押されたそうです。
守林人たちが罪人と呼ばれるようになった経緯は、どうやらそこに起因するという事のようです。
ただ、守林人すべてが当時の関係者や縁者だったわけではないらしく、他の理由で守林人にされている人もいるらしい。
確かに、ロゼッタは関係者ではなかったけど、おじいさんと一緒にキカイイッカクを庇った反逆者として罪人扱いされ、構造体に改造されていましたもんね。
このタマゴロボ……もとい極地機兵には人が乗れるらしい。
凍てつく闇から敵キャラとして登場していたこの卵型のロボット「極地機兵」は人が乗れる機構になっていたらしい。
今回は指揮官がこの極地機兵に乗ってバトルフィールドを歩き回ることもたびたびありました。
敵として襲いかかってくるタイプには人が乗りこんでいる感じでは無かったので、パニシングに侵食されて勝手に動いている感じなのか。
航路連合はキカイイッカクやバイオニックの脅威にさらされてはいるけども、他の地域に比べるとパニシングにそれほど侵攻されているわけではないようなので、ロゼッタは極地機兵に乗り込んでいても侵食されることは無いだろうと判断して指揮官に着せたって感じなのかな。
……とりあえず今回は中盤くらいまでは進んだかなーって感じですね。
コツコツ進めていこうと思います。