天気が良かったので、散歩に出て見ました。
長野県はりんごも特産品だったかと思うんですが、この蟹沢周辺にもりんご農園がいっぱいあります。
いやあ、のどかで平和で温かくて……ほんとにいい天気ですね。
熱くて死にそうだよ。
徐々に赤くなってきているリンゴ。
だんだん赤みが増してきている感じですかね。
リンゴの収穫期は8月から11月くらいまでらしいので、来月には食べごろになる感じなのかな?
間近でリンゴの木を見たのって、何気に長野でみたのが初めてかもしれないな。
地元にも農園はあるんだけど、車中から遠目に見たくらいの記憶しかないですしね。
ああ、よい小路だ。
フェンスに綺麗に絡まったブドウやその他の草木が良い感じの小路です。
小路にかかる影の形も結構綺麗で雰囲気出てると思う。
つまり癒される。
この廃バス、いいですねー。
廃バスのくたびれ具合に対して、意外にも窓の状態はキレイで、光や景色が映りこんでいたのが良いなあと思いました。
開けた場所に廃品や廃材と一緒に置かれてたのも雰囲気的には好きな感じです。
長野県ポツンと珍百景。
癒されるというワードを連呼しながら、スマホ片手に写真を撮りまくりつつ散歩を続けていたら、ハイカラな建物を見つけました。
ポツンと珍百景ってなんだ……。
近づいてみると、板材を組み合わせて結構豪快に作ってある感じのこれは……なんだろう?
城がイメージなのかなと思うけど、なんだこれ。
どうやらカオスの海へ迷い込んでしまったようだ。
城の形をしている建物の外壁に城が書いてある。
城の中にさらに城があるって言う、すごい世界観。
隣の越中よりのアルプス越えってなんだろう。
入り口横にあるキウイののぼり旗から推測するに、ここはお土産屋さんか何かなのかなあ。
まぁ、閉まってるみたいだから確認しようも無いんだよね。
なんじゃこれ。
手前だけじゃなく横もしっかり作られています。
さぁ、渾沌のカーニバルのはじまりだ。
謎の建物のすぐそばには、さらに謎のオブジェも置いてありました。
ここら一帯は一体どうしてしまったのだろう。
ミステリアスすぎて、SAN値が上がっていきそうです。
リンゴ祭りとか野沢菜ありますとか書かれてるから、やっぱりお土産屋さんなのかな。
!?
平面的な書割りだけかと思ったら、ダイナミックな立体アートまで出てきました。
ネコ、怪獣、龍、そしてキリン……。
なにかテーマがあるのかなあ。
まるでわからん。
七福神も推すリンゴ。
今度は七福神がリンゴをオススメしているという広告アートが出てきました。
この看板から推測するに、やっぱりお土産屋さんなんだろうなあとは思う……多分。
毘沙門天だけ無言なのがヤバい、ジワジワ来る。
カジキとゴジラ
恐らくこれらを作った人は同じ人なんじゃないかと思うんだけども、だとしたら妙に多芸ですよね。
平面に立体にと、変幻自在すぎる奇才ぶりです。
どれもそこそこに巨大アートなので目立つし。
いやー、凄いもの見たよね。
いやー……すごかったですねー。
通り過ぎた後に広がるこの田園風景とのギャップよ。
ポツンと珍百景なんて控えめな看板を出していたけど、車で走ってたら嫌でも目に付く特大のインパクトを放っていたのではないかと思いますね。
おや……景色の様子が……?
さらに先へ進み、自宅付近へ出たところで再び珍妙なオブジェを発見しました。
ちょっと近づいてみましょうか。
まねきね……ウサ……ええぃ、どっちだ!
招き猫なのか招き兎なのか判別に困る書き割を発見しました。
なんとなく耳は後付けで付けたように見える。
この大雑把な仕事ぶりは、さっきのオブジェを作った人と同じ人なのではないかなと言う気がしますね。
売り地の看板として作ったみたいだけど、確かにこれなら嫌でも目に付くので大成功かなと思いますよ。
お!テレビで見た店。
広告は掲示されていなかったけど、隣には「お!テレビで見た店」の看板もありました。
文字のタッチがさっきのオブジェの人まんまだなあ……。
やはり同一人物説が濃厚かな。
この辺の道路沿いにいっぱいこういうのが置いてある感じなんですよね。
写真は無いのですが、道路沿いには占いの館とか飲み屋さんがあって、そこの建物の装飾もこんな感じのセンスだったりする。
まあ、楽しかったよ。
散歩をしていたら、まったくも想像も期待もしていなかった突拍子もないもの達が、呼んでもいないのに次々現れて衝撃を受けっぱなしでした。
ただの何もない田舎だと思っていたが、侮れないポテンシャルを隠し持っていたようだ。
まぁ、さすがにこれ以上のインパクトがあるものなんて出てこないとは思うんですけどね。
こんなん他の土地でもなかなか見られんと思う。
蟹沢周辺を旅行される際は、是非とも信濃浅野駅で一度下車していただいて、この近辺を見に来てあげてください。
きっと作者もお喜びになることでしょう。