鶏のふりそでという部位をご存じだろうか。
ふりそで、と言う部位は手羽元とむね肉の中間部分にある肩肉のことを指すらしいです。
着物の振袖を通す部分に似ているのでふりそで、という事らしい。
肩肉と表示されて売られていることも多いというか、肩肉と言うのが正しい部位の名前という事らしい。
鶏トロ肉と表示されていることもある様です。
アブトロニックみたいな響きだね。
希少部位という事らしく、1羽から約40~60グラムほどしか取れないそうです。
この、哀れなことに半額にされてしまったパックの中には、そんな希少部位がなんと456グラムも入っています。
10羽近いニワトリの命を無駄に散らすわけにはいかないということで、僭越ながら僕が回収させていただきました。
さて、一体どんな味がするんだろうね。
明太子パスタの中にふりそでを放り込んでみましょう。
明太子パスタをつくろうとしていましたが、せっかくなのでその流れの中にふりそでも紛れ込ませてしまいましょう。
相性がいいとはあまり思えないが、とりあえずついでに放り込んで一緒にボイルされてくれれば御の字です。
肩肉は、手羽元よりは脂肪が少なくて、胸肉ほどは淡白ではない、ジューシーで旨みのある味がするらしい。
モモ肉とむね肉のいいとこどりみたいな感じだよ、という事らしいです。
なんか鶏の出汁がいい味効かせとるわ……。
パスタに鶏からでた出汁が絡んでいい感じに風味づけされてますね。
明太子とバター、それと醤油を軽く和えて見ました。
想定外でしたが、出汁のおかげでより美味しくできた気がします。
んで、ふりそで肉のお味の方なのですが……調理の仕方がコレジャナイ感が凄くてジャッジしづらい感じですね。
ボイルされてるだけのふりそで肉はなんかブヨブヨした食感で嚙み切りにくいモモ肉って感じです。
むね肉って感じはあまりしないかなと思う。
まだまだいっぱい残っているので、後ほど別の調理にも使ってみようと思います。