「みんなのテンホウ」は長野県では有名なチェーン店らしいです。
ラーメン屋さん、というよりは大衆食堂のジャンルに属するお店っぽい。
ここの餃子は独特の味わいがする、という情報キャッチしたため、味が気になって来てみました。
すでに看板からして何とも言えないゆるーい感じを放っていて、たまらん感じです。
長野だなあって感じのラインナップ。
長野名物「おやき」でも常連の具材である鹿肉さんと野沢菜さん。
そんなお二方を使った餃子がございますね。
野沢菜さんは……ちょっと僕、あんまり得意じゃないもんですから、とりあえず今回は休んでいていただきましょうか。
ということで鹿肉さんはいただきましょう。
テンホウの日!!!
毎月14日はタンタンメンが安くなるらしいですよ。
タンタンメンは頼むつもりなかったんだけどなあ……。
無かったけど……頼みますかぁ。(なんで)
どうせやるなら一番高いデラックスタンタンメンで本気出しちゃいますかぁ(だからなんで)
サービスデーとテンホウの日は違うらしい。
サービスデーというのは、テンホウの日とはまた違う日程で行われているものらしい。
開催日は営業カレンダーに記載されていて、月に2回くらいあるらしいです。
サービスデーじゃないんで値段は安くならないけど、デフォルトの餃子も食べておきたいので頼んじゃいましょう。
後悔するほどボリューミーだった。
なんかすげえの出てきちゃったなあ。
思ってたよりボリューム感がすごいやつだった。
乗っかってるトッピングの味の主張が強くて、タンタンメンのスープの味がほぼほぼボケてしまっているんだけども、不思議と美味しい。
混ざり合ってよくわからんことになっちゃった結果、独特の味わいに生まれ変わっている感じ。
特にひき肉のマイルドな味噌の味わいが一番主張が強く、スープに甘みがガッツリ溶けて味変しています。
キムチの酸味もかなり溶け込んでるよなー。
タンタンメンっぽい感じは……ほぼない気がする。
でも満足度は高かったんで、まったく問題ありません。
確かに独特の味がする餃子だった。
基本的にはいたって普通の家庭的な餃子なんだけども、八角のような香辛料的な甘い味わいがするのが非常に独特です。
餃子もいろんなお店で食べてきたけど、似たような味の餃子は食べたことが無いですね。
八角って大分主張の強いスパイスだと思うけど、タネの味わいを殺さないように上手になじませて「甘さ」という要素に落ち着かせている感じ。
絶妙なバランス感覚だよなーと思う。
これはこれで面白いし、美味しいです。
八角の風味が苦手ではないなら、一度試してみても良いのではないかと思います。
あんまり他では食べられないタイプの面白い味です。
鹿肉の餃子の方にも八角っぽさはちゃんと仕込まれていて、鹿肉は赤身肉なんでノーマルの餃子よりは脂っこくないあっさりした食感です。
こちらも美味しかったですね。
テンホウの餃子は通販でもお取り寄せできるみたいなので、なんとなく食べたくなったらそちらを利用させてもらうことにしよう。
そんな感じ。