6月なのに暑いよぉ……
暑い。
クッソ暑い。
まあ、確かに6月も終盤なので、夏といえば夏なのだわ。
でもなんていうかね。
暑いよぉ。
脳が、溶ける。
そんな暑い中、エディオンの向こうへと歩いていく。
夜明けの森からバスに乗り、淀川で降りる。
んで、ドコモショップ方面へと歩く。
淀川から今回の目的地まではおよそ2kmある。
歩いて30分くらいの道のりをクソ暑い中ひたすら歩き続ける。
そして、歩いていたら若干曇ってきた。
涼しくはなったけども、ヤバい。
雨が降り出したら、本当にヤバい。
でも、ここまで来て引き返すのは嫌なので、進むしかないですね。
ラーメン屋さんの「orion」に到着しました。
はい、ということで今回はorionにやってきました。
軽く調べたところによると、どうやら二郎系ラーメンのような方向性のラーメンを提供しているお店ということらしいです。
カフェかよ、みたいなおしゃれな雰囲気を醸していながらガッツリ系のラーメンのお店っていうのがちょっと面白いよね。
心は瞬くのか。
とりあえずオリオンラーメンの中にしてみました。
二郎系のラーメンって、ラーメンビリーとかジャンクガレッジとか何軒か体験してきてはいるものの、モノホンのラーメン二郎には行ったことがないんですよね。
次の赴任先の近くに運よく出店しててくれないもんかな。
まあ、モノホンがどうとかの話はおいておくとして、ボリュームは中(200g)でもそれなりにガッツリしている感じがする。
今回はトッピングはゆで卵のみ。
ゆでたまごって味玉のことかな?と思って注文したらガチモンのザ・ストレートゆで卵が出てきたよね。
ガッツリ気味ではあるけども、量的には全然食べきれる量だったのでホッとしています。
大(300g)とか、見栄張って特(450g)にしてたらきつかったかも知れない。
まあ、僕もいい加減歳食ってきてるしね。
無理はよくないよね、無理は。
腹八分目を超えたら、心が瞬かなくなっちゃうと思うし、こんくらいがちょうどいいのよな。
自分、不器用なんで。
相変わらず、野菜と麺の位置関係を箸やレンゲを駆使して巧みに逆転させる秘技「天地返し」は不器用なので出来はしなかった。
悔しい。
悔しいが、だがそれでいい。
危なく野菜がカウンターの向こう側へとぶっ飛んでいくところだった。
だから、今回は一度だけトライしてやめておくことにしたよ。
マイルドな味わいのスープがとてもおいしい。
ニンニクや背油がガッツリ乗った見た目だったので、こすっからいジャンクな味わいを予想していたんだけど、スープは以外にもマイルドで優しい味わいでした。
マイルドでいうと、かつて長野の烈士洵名で食べた岡村次郎のテイストに割と近い。
岡村次郎は魚介の風味が割と濃く浮いていたけど、オリオンラーメンはストレートに豚骨だなぁって感じがする。
すげー脂っこいのは間違いないんだけど、それほどギトつかず、スルっと食べることのできる優しい味わいなのはすごいと思う。
とっても美味しいです。
あと、チャーシューがうまい。
ホロっとしてるタイプの柔らかチャーシューです。
美味しいけど、追加トッピングしてまで食べるもんではないような気もしています。
いっぱい食べると口の中が脂っこくなりすぎて逆に不幸せになるかもしれない諸刃の刃のような気がしました。
なので、個人的には一つで十分ではないかなと、そう感じるのです。
背油ご飯は失策だったかもしれない。
背油ご飯はイメージしていた以上に油!って感じのギトついた主張をしていて、味そのものは甘めのたれが染みてて美味しいっちゃ美味しいのだけども、僕にはちょっとくどすぎたよね。
ネギや卵黄の力を借りても隠し切れない脂っこさがある感じで、ちょっと合わなかったかなと。
ちょっと失策だったかもね。
と、いう感じで、とてもおいしいラーメンだったので満足しました。
長い距離を歩いてきた甲斐もあったというものです。
このお店はまた来たいなー。
ちなみに、このあと夜明けの森のバス停に降りたあたりでちょうど雨に打たれ始め、傘を持ってきていなかった僕は濡れネズミになりました。
ラーメンがアガったテンションがダダ下がったのでありました。
めでたしめでたし。