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【パニグレ】第六章「合金涅槃」ストーリー考察メモ。

メインストーリー第六章「合金涅槃」考察メモ

第六章「合金涅槃」の大まかな流れはこんな感じ

①オブリビオンの拠点で一度補給と休息を行ったグレイレイヴン。空中庭園のセリカから次の指令を言い渡され、現在地点から30kmほどの距離にある019号都市という未調査エリアへ向かう事となる。カムイ、ワタナベも同行する。

②カムイが意識海の中で侵蝕体と交戦。意識海の中にカムというもう一人の自分がおり、侵蝕体との戦いに加勢していたらしい。
カムはカムイに体を明け渡せと迫るが、カムイは断固としてそれを拒否した。

③グレイレイヴンは都市の電力をオンラインにしようとしたが、パニシングに阻害されて機械工場にしか電力が供給されなかった。侵蝕体との戦いを繰り返しながら、引き続き先へと進んでゆく。道中で何故かナナミに出会う。

④工場の奥で新種の侵蝕体に遭遇し、交戦となる。新種の侵蝕体は電子脳データが暗号化され、戦闘アルゴリズムも再設計されていた。

⑤再び別行動へ戻って言ったはずのナナミが、こそこそとグレイレイヴンの後をつけてきていることに気づくルシア。バレてしまっては仕方がないと、ナナミは再びグレイレイヴンに同行する。

⑥先に交戦した新種の侵蝕体の電子脳データの解析が完了し、この侵蝕体が別の強力な侵蝕体と戦っていたという記録が確認される。
昇格者の関りを疑ったが、データの中には昇格者の記録は一切なかった。

⑦周囲のパニシング濃度が上昇したのをトリガーにカムイが苦しみだす。リーフが意識海の状況を確認すると、カムイの意識海の波形に異常が出ていることが判明する。しかし、何らかの異常をきたしていることは事は伝わってしまったが、カムの存在が周知されるまでには至らなかった。

⑧高濃度のパニシングの中でカムに乗っ取られ、意識を保てなくなる可能性を感じたカムイは、グレイレイヴンに理由も告げず、「別行動をとる」とだけひとこと告げて、突然来た道を引き返して隊列を離脱してしまう。

⑨侵蝕体の生産ラインへ到着したグレイレイヴンは来た道を侵蝕体に塞がれて前に進むしかなくなってしまう。ナナミの見つけた隔離扉を使用して侵蝕体を足止めしている間に、生産ライン爆破の準備を進めていく。

⑩ワタナベとナナミは生産ラインに爆薬を仕掛ける役回りを担当していたが、途中でナナミが離脱して指揮官のところへ戻ってしまう。
指揮官はナナミに再びワタナベに協力し、彼を外の安全な場所まで連れ出すようにと彼女に”命令”を下した。

⑪ナナミの協力で侵蝕体に邪魔されることも無く爆弾の設置に成功したワタナベは、彼女とともに施設の爆破を開始。同じ時、退避をはじめようとしたグレイレイヴンの前に、頑丈な隔離扉を切り裂いて刃の翼をもつ異様な侵蝕体が突如押し入って来たため、交戦となる。

⑫撃破した翼の侵蝕体から電子脳データのダウンロードが完了し、グレイレイヴンは工場から脱出する。ワタナベとナナミも別ルートから脱出をするらしい。

⑬グレイレイヴンが工場の外へ出ると、侵蝕が進行して動けなくなっていたカムイをケルベロスのヴィラが粛清しようとしていた。
身体の中のパニシングを消し去る方法があるというカムイの言葉を信じるグレイレイヴンは、リーの「なんでも手伝う券」を行使してヴィラに手を引かせることに成功する。

⑭ヴィラからは見逃してもらったが、粛清部隊は一人だけでは無かった。ビアンカとカレニーナによって追い込まれ、ビアンカがカムイにとどめの一撃を刺そうと武器を構えたその時、クロムから除名の嘆願を含む救済策の提案がビアンカに入り、粛清はひとまず保留とされる。

⑮グレイレイヴンの生産ラインの破壊と爆破に加え、カレニーナによる工場の徹底破壊によって019号都市の侵蝕体量産工場は完全に沈黙した。

第六部 完

第六章を通してわかったこと。

カムイの中に潜むカムという存在

カムイの意識海のもう一人の住人として住み着いてしまっているカムは、第三章の終盤にロランと交戦したときに植え付けられた「種子」によって現れたものだと思われます。

パニシング濃度が上昇することでカムの存在力も上昇していき、隙あらばカムイの意識を乗っ取ろうとしているようです。

カムイはロランにパニシングを注入され、侵蝕されているのですが、意識海に入り込んでくる侵蝕体をカムが倒していることによって侵蝕状況が安定化しているものと思われます。

カムイ自身も意識海で侵蝕体と戦っているようなのですが、カムが倒した侵蝕体の数の方が何十倍も多いらしい。

恐らくパニシングに負けてしまうとカム自身も存在できなるからであると思われますが、カムイの意識を守ろうと慈悲をかけているのだとしたら、口は悪いけど案外いい人と、ということになる。

さて、どっちなのだろうか。

019号都市の電力供給源は核融合炉。

019号都市は最下層に核融合炉を備えており、年の主な電力供給源となっているらしい。

現在ではパニシングに電力網を阻害されていて、機械工場にしかエネルギーが供給されていない状態になっている。

機械工場で50万もの人々が生き延びて暮らしを営んでいたらしい。

人類は血清さえあればなんとかなると思っていた。

免疫時代中後期の人々は、アンチパニシング血清さえあれば、パニシングに感染さえしなければいずれは局面を打開することができると信じていたが、工業施設がパニシングの侵蝕を受け始めた時点で自分たちの認識が甘すぎたことに気づく。

しかし、気づいた時には既に施設で次々と侵蝕体が量産され、世界中に溢れかえってしまっていた。

構造体技術が誕生してようやく侵蝕体への対抗手段を得たという頃にはもう、状況を挽回することは見込めないという状況に陥ってしまっていた。

という事らしい。

ワタナベのトラウマ

ナナミはワタナベに「手合わせ」と称して何度も挑んでいたらしい。

日課のごとく騒ぎをおこされ、その度に軽微ながらオブリビオンの基地は損傷を受けていたらしいです。

ナナミによると「生態観察」を行っていただけらしく、オブリビオンの生活や食事、呼吸の仕方が観察したかっただけらしい。

基地への損傷は観察に協力したお礼という事らしく、チェーンソーとスラスターを使って「ナナミ、参上」とかろうじて読みとれるでたらめな破壊痕を基地につけていた、ということのようです。

確かに、それはもうトラウマにしかならない。

ナナミは眼帯おじさんのいう事しか聞かない?

「ナナミは普段、眼帯オジサンのいう事しか聞かない」というセリフがありました。

眼帯おじさんと言うのは空中庭園のハセン議長のことだと思われます。

という事は、ナナミの一見ノリと勢いだけの意味不明に見える行動や神出鬼没っぷりは、一応はハセン議長の指示に乗っ取ったうえでやっていること、と言う感じなのだろうか。

型破りな方法ばかり取っているのは本人の感性によるものであろうとは思われるけどね。

ヴィラの「なんでも手伝う券」

苦刑の乙女に追い詰められたケルベロスを結果として助けた形になった時に、ヴィラがリーに貸しを作らないために言った「なんでも手伝う券」はちゃんと有効なモノだったらしい。

なんだかんだ言って義理はしっかり返してくれるあたり、案外根は良い人なのかもしれない。

リーが手伝う券を使うと言った時に「心底ガッカリね、もっと面白い事に使っていただきたかったのに……たとえば……いいえ、結構よ」

と言っていたんだけど、「たとえば……」の先に本当は何を言おうとしていたのかがすごく気になります。

黄金時代の聖職者たち

黄金時代は人類の化学崇拝がピークに達していて、教会は従来の伝統的な手法では信仰の衰退は食い止められないと考えていたらしい。

そのため、ひそかに高度なバイオニックロボットを開発し、一切揺らぐことのない完璧な信仰心を持つ聖職者を作り出して働かせていたらしい。

修道女は最期の瞬間まで人類のために戦い続けていた。

第六章のラストでグレイレイヴンの脱出を阻んだ修道女は、自分の耐久力が限界を迎えるまで工場の侵蝕体と戦い続けていたらしい。

生産ラインの破壊を行うために工場の深部を目指したが、スプレーマシンから攻撃を受けて致命傷を負い、深部へ到達したころには動く力もパニシングに抗う力も残っておらず、結局ラインの破壊は叶わなかったということのようです。

その後はパニシングに侵蝕されてしまい、人類抹殺の使途になり果ててしまったという事だそうです。

ルシアの名前を呟いていたのは、かつて教会の地下で出会った2人の少女のうちの一人がルシアで、兵士に連れて行かせてしまったことを後悔していたからだと思われます。

昇格したとかそんな感じではなく、そもそも教会が作り出した時点で機体の戦闘能力は非常に高いモノであったようです。

聖職者として従事させるために作った機体に、なぜこのような過剰な戦闘力が備わっていたのかは不明ですけどね。

ちなみにこのシナリオ中に判明したことなのですが、スプレーマシンは「昇格」していたらしいです。

スプレーマシンは昇格ネットワークの接続を拒否していたので、特殊な力の共有はされていなかったようですけどね。

戦術の応用力も非常に高かったらしく、ますますもってスプレーマシンはすごいやつだったことが判明ししました。

オブリビオンの目的

オブリビオンは自分たちの理念に従って、人類の文明を再建する、という目的を持って戦っているらしい。

確かにアレは存在する?

クロムが言うには、カムイを救うことのできる何かがあり、直近の昇格者の動向がそれを裏付ける証拠となっているらしい。

「確かにアレは存在する」と言っていました。

アレと言うのは「種子」とか「カム」の存在そのもののことを指しているのかなとは思います。

まとめ

第6章では019号都市という、新しいロケーションが舞台となっていました。

今回は生産工場のエリアのみを探索したような形になっているので、今後も019号都市の調査は続くのかもしれないですね。

ただ、そんなことよりもグレイレイヴンは可及的速やかにカムイの侵蝕を治療しなければならないようなので、しばらくはそちらにスポットが当たるのかなあと思われます。

結局、拠点への帰還のために輸送機を手配していたハズなんだけども、新しい任務が入っちゃったせいで必要なくなってしまいましたね。

と言う感じで、今回はわりと世界観に関する面白い情報がたくさん手に入って個人的には楽しい回だったと思います。

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