「絶品レンジでパスタ」と一緒に真空断熱パスタクッカーも買ってみました。
以前使ったシャトルシェフと同じサーモスの製品ですね。
沸騰したお湯の温度を真空断熱ポットが長時間維持してくれる仕組みを使ってパスタを茹でちゃおう、というのがこの商品です。
さっそく使っていきましょうか。
使うのに2リットルの水が必要となる。
おぉゥい。
さっそく鬼門にぶつかりました。
この調理器具、ポットの中に10グラムの塩と2リットルの熱湯が必要なんですよね。
商品ページには「大量のお湯を沸かさなくてもできる」と書いてあったわけなんだけども・・・意外と多いね。
まあ、たしかに2リットルはパスタ鍋で調理する時に使うお湯の量に比べたら全然大量ではないのでその売り文句に間違いはないと思うんだけど、電気ケトルを使って手軽にお湯を沸かそうと考えていた僕としては、多いです。
電気ケトルには1.2リットルくらいしか入らないですからねー。
社宅の電熱線コンロや、持参したIHヒーターじゃあ、2リットルのお湯を同時に沸かすのは至難の業だしなあ……。
そもそも2リットルがすっぽり収まるような調理器具が持ち合わせに無かったりもするんだよね。
なるほど、一人暮らし基準で考えると2リットルの容積というのは十分大量なわけだ。
これはあとから調べたんだけど、電気ケトルで2リットルの容積を持つ商品は割と少ないんですよね。
短時間で沸かすというコンセプトを重視しているかと思うので、水が多いことは不利はたらきますしね。
んで、電気ポットなら3リットルくらいのもあったんですけど……もともと家に置いてあったものを使うならいいと思うけど、このパスタクッカーのために抱き合わせ買いをするのはどうなの?という感じです。
保温機能とか便利な機能ではあるけど、多分僕の生活パターン的に保温を活用するタイミングは現時点では存在しないと思うんだよなあ。
と、いう事でちょっと不格好なやり方にはなるけど、パスタクッカーの保温能力によって温度が保持されるというのなら、一度1.2リットルを電気ケトルで沸かしてクッカーの中へ入れた後に、残りの0.8リットル分を後発で沸かして入れちゃいましょう。
それが一番わかりやすそう。
パスタを穴に通して、立たせる。
パスタを直立させるための網状の部品(パスタガイドと言うらしい)がついていて、ここにパスタを立たせてお湯を入れると、徐々にパスタがだらしなく脱落していきます。
まあ、実際はふたを閉めて使うので、脱落シーンを拝むことは出来ないと思いますけどね。
誰だって、だらしなく沈んでいく姿を見られるのは恥ずかしいだろ?そういう事だよ。
で、お湯を入れたら元のゆで時間の目安に3分プラスしてあとは待つだけでいいみたい。
使用前提条件を満たすのがちょっとハードだけども、電子レンジと違ってここから先はサイレントだし、電気代もかかりません。
そこらへんは良い所かなと思います。
ぜんぜん問題なし、普通に使える。
おおー、ちゃんとパスタが茹で上がってますねー。
仕上がりは「レンジで絶品」のもっちり食感の方が好みではあるんだけど、レンジ焼けもしないし、パスタガイドでちゃんとパスタを直立させておけばくっついて融合しちゃうことも無いので簡単です。
2リットルのお湯さえ用意できる環境があれば使えることでしょう。
ただまあ、この商品も2リットルのお湯を沸騰させるというプロセスを踏まないといけないので、調理時間はやっぱり長めです。
合計で30分くらいはかかっちゃうと思うんで、急ぎの時に使えるモノではないですね。
レトルトカレーで食べる。
出来たパスタはレトルトカレーで美味しくいただきました。
パスタを茹でるのに使う以外にも保温機能を利用してゆで卵を作ったり、ローストビーフを作ったりするのにも使えないことはなさそうなので、アイデア次第で色々と使い道は見出せそうです。
そんな感じー。