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【旅行記録】山形 清川屋の九十九鶏弁当

啓翁桜というのは促成栽培で開花時期を調整した、冬に咲く切り花用の桜らしいです。

昭和5年に久留米市の良永啓太郎という人が生みの親で、弥永太郎という人がその生みの親から一字拝借して啓翁桜と名付けてあげたらしいですよ。

と、いうわけで仙台から仙山線に乗った僕たちは山形駅に到着しました。

山形での最重要任務は芋煮と玉こんにゃくを食べること。

……なのですが、今回は芋煮と玉こんにゃくではなく、駅ビルで鶏そぼろ弁当を探しに行きます。




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スノーモンスターとは何者なのか?

駅の中を歩いているとよくわからん形をした白い塊が二つ置いてあるのを発見。

よくみると奥の方にスノーモンスターって書いてある。

調べてみるとスノーモンスターというのは蔵王で見ることのできる樹氷のことらしいです。

たくさんの針葉樹が氷や雪をまとって樹氷となったものをロープウェイから一望できる観光スポットもあるらしい。

何それ面白そう。

今回は残念ながら蔵王に樹氷を見に行く時間的余裕は無いんだけど、機会があったら是非見に行きたいところですね。

蔵王なら美味しい乳製品が探せそうだし、温泉にも行きたいし。

清川屋で九十九鶏弁当を買うのだ。

駅ビルで買える九十九鶏弁当がメチャウマ!という情報を直前に人づてに仕入れたわけなんですが、メチャウマなら食べるしかあるまいよな。

と、いう事で弁当の販売店である清川屋にやって来ました。

仕入れてからそんなに時間がたっていないからなのか、それとも少し温めてから陳列しているのか、詳細は分からないけどまだ少し暖かかったです。

さて、弁当を買ったら次は食べる場所を探さないとな。

寒空の駐輪場で弁当を食べる系おじさん。

人目があまり気にならないっていう要素を付け加えたうえで弁当を食べる場所を探したら、ちょっと歩く羽目になってしまいました。

駅から少し離れたところにある駐輪場の敷地内にちょうど良い感じのベンチとテーブルがあったので、そこで弁当を食べることに。

しかし、さすがに冬の屋外は冷える。

九十九鶏弁当はそぼろ弁当。

九十九鶏弁当は山形市の九十九鶏本舗が製造しているそぼろ弁当らしい。

山形県産ササニシキ100%のご飯に鶏そぼろをのせ、そこに鶏照り焼きを添えた、山形のソウルフードとして愛されている弁当、ということだそうです。

確かにメッチャうまい。

確かに美味い。

馬鹿にできん美味さです。

びっしりのそぼろにゴロっとした鶏照り焼き。

そぼろのタレの味がご飯と相性抜群で食が捗る。

あと、おかずのチキンロールが柔らかくてかなり美味しい。

鶏照り焼きの少し硬めでムサッとした食感が、そぼろご飯と微妙にミスマッチな感じがするのが惜しいかなーと個人的には思うところもあるけど、十分美味しいと思うし、そんなのは些細な話です。

駅で買える弁当としては、かなり高水準なのではないかと個人的には思いました。

これは大変良いものを紹介していただきました。

駐輪場を後にして、次へ向かいましょう。

食べる場所を確保する時間と、美味しい弁当を食べている時間とで次の目的地へ向かう予定時間がちょうどいい感じにやってきたので、そろそろ移動することにいたしましょう。

いい加減寒いしね。

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