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【旅行記録】築地市場で丸武の卵焼きを目指したはずが、辿り着いたのは山長の卵焼きだった時の話

築地に到着したころ、小雨が降り始めました。

今日は東京中を歩き回る予定なのに、雨なんか降られちゃ台無しだよなぁ……

などと思ったところで天気が晴れるわけでもなし。

仕方ないのでこのまま強行突破です。

願わくば大雨なんぞになりませんように。

さっそく場違いな建物が目に飛び込んでくる。

僕が築地駅に来るのは初めてなんですよね。

相棒は何度か来たことがあるみたいだったけど。

築地駅から外に出て早々に場違いなデザインの建物が目に飛び込んできて衝撃を受けました。

ありゃ一体何なのだい?

東京のタージマハルってやつかい?

築地本願寺というらしい。

なんと、お寺だったらしい。

タージマハルでは無かった。

もともとは浅草近くにあったお寺だったらしいけど、1657年の明暦の大火という大火事で消失してしまったので、江戸幕府から与えられた海上の土地を埋め立てて築地の町が出来た時、このお寺も浅草から築地へ場所を移し、再建されたという事らしい。

1923年の関東大震災で再び本堂が焼失して、1934年に再建したときに、今のデザインに作り替えたそうです。

古代インド仏教様式を模したデザインを目指したという事らしく、日本によくあるお寺のイメージと全然違うのはそのせいらしい。

近くで見るとさらに強そう。

近くで見るとさらにゴツくて強そうです。

写真はとらなかったすけど、中の方も日本のお寺っぽくない感じでした。

長椅子がいっぱい並んでいて、お寺っていうより教会みたいなイメージでしたね。

築地市場に到着だよ。

築地本願寺に気取られてはなりません。

あくまで本命はここ、築地市場の中にあるのです。

相棒ともここでようやく合流となり、いよいよ本格的に旅のスタートなんです。

どうでもいいけど僕、すしざんまいの人形見るの今回初めてで、ちょっと感動してます。

朝市が軒並み休みだった件。

GW中だし、休日なので観光客もいっぱい来るだろうから、さぞかしたくさんの店が賑わっていることだろうと思っていたんだけど、どうやらGWは空いてるお店の方が少ないらしい。

この日空いているお店は、串焼きや餃子、卵焼きなどはリーズナブルな値段でつまむことが出来たけど、ほとんどが比較的ガッツリ系だったり、高価な食べ物を扱っているお店だったので、食べ歩きするにもあんまり向かない感じでした。

安くてつまみやすいものをいくつか食べ歩きながら、目的地を目指します。

築地での目的地は、丸武という卵焼き屋さんの卵焼きです。

テリー伊藤のお兄さんが切り盛りしているというお店ですね。

丸武しまってるやん……。

ゲェエー……。

丸武閉まってるじゃないですか。

なんてこった。

ホントになんてこった。

あとから調べたら、就労資格のない中国人を働かせていたせいで書類送検されたりしていたらしい。

もしかすると、この時もゴタゴタしていたから店も閉まってたのかもしれないですね。

まぁ、しょうがないよね。

次行った時は美味しい卵焼きをご馳走になろうじゃないの。

卵焼きは意地でも食うのだ。

丸武の卵焼きが食べられないのなら、山長の卵焼きだよ。

僕たちは、意地でも卵焼きを喰って築地を出るんだ。

山長さんの方も人気のお店らしく、めっちゃ並んでました。

卵焼き、美味しゅうございました。

程よい塩加減に、うっすらとした甘さの美味しいだし巻き卵というか、寿司用卵焼きというか、そんな感じです。

飛び上がって「美味い!」って感じじゃないが、「そうそう、これだよ!」っていう貫禄は十分にある気がするよね。

美味しかったです。

ひとまず、山長さんで卵焼きを食べたことですし、目的達成という事にいたしましょう。

次に築地に来るときは、もっと食べ歩けるお店が開いているタイミングで来たいよなー。

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