ついに食の館おおのをブログで取り上げる日がくるとはな。
免許の更新が無事に完了しまして、帰りは昼食のために食の館おおのにやってまいりました。
このブログ、何気に5年以上ひっそりと外食記録を付け続けてるんですけども、地元周辺のお店を紹介するのは初めてだったりします。
久慈市にあるお店までは紹介したことあるんだけどね。
ここは僕の学生時代から存在し続けているそれなりに息の長いお店でして、縁の深いお店でございます。
つまり、うさぎメシ公認フードと言っても過言ではない。(失礼)
ちなみに、実はブログに記載したことがなかっただけで実家に帰るたびに稀に立ち寄ってるんで、そこまでブランクが開いてるわけでもなかったりもします。
個人的オススメ度:★★★(普通に美味しい)
今回の仰天ポイント①:ラーメンがぬるくなくなっている。
今回頼んだのは赤鶏ラーメンとチャーハンのセットです。
前回立ち寄ったのは多分2023年の夏くらいじゃないかと思いますが、その時食べたラーメンはいつも通りぬるかった。
そう、だいぶ前からここのラーメンは異様にぬるい温度で提供されるようになっていたのですが、今回はちゃんと暖かいラーメンが提供されておりました。
美味しい!
最高に……美味しいです。
ラーメンはまあ業務用スープに少し工夫を加えた感じの量産型大衆中華風味噌スープかなって感じなんですけども、トッピングの赤鶏の肉がマジでうまい。
やわらかくてオイリーで、とってもジューシーです。
ぬるいスープだと赤鶏のオイリーさが逆に足を引っ張るので、ぬるかった頃の赤鶏ラーメンは本来のポテンシャルを発揮できていなかったと僕は思います。
赤鶏ラーメンを取り扱い始めたころはちゃんと熱々のスープで提供されていたので、とてもおいしかったと記憶しています。
やっと戻ってきてくれたんですね、王よ。
今回の仰天ポイント②:この冷凍チャーハン、マジでうまいぞ。
チャーハンは明らかに冷凍チャーハンを温めて提供しているものなんですが、なんかこのチャーハン異様にうまいのです。
僕個人としては提供されたものが価格なりに美味しければ業務用の冷凍チャーハンだろうと手作りだろうとそれほど気にしないので全然OKです。
むしろこの美味しい冷凍チャーハンを探し当てた目利きにお金を払ってもいい。
しっとり系のチャーハンが好きな人におすすめです。
単品でも600円くらいだし、多分このチャーハンが食べたくて足しげく通ってるリピーターもいるんじゃなかろうか。
そんくらいうまいぞこれ。
なんだこれ、なんか悔しい。
こうして、僕の冷凍チャーハン探しの旅が始まったのである。
今回の仰天ポイント③:すべてが自動化されていた。
最後に行ったときは確かにテーブルまで来て注文を取っていたはず。
今回は食券機を導入して注文を取るシステムに切り替わっていました。
は……ハイテクを導入してやがる……ッ。
食券機を導入しただけでも仰天したのになんとのこの機械、券売機の役割だけではなく発注内容を厨房まで伝達する最新機能付きです。
こんなん都会のラーメン屋でも見たことないぞ。
注文した商品ができたらカウンターに置いてお客さんが自分で取りに行くシステムとなっており、食べ終わった後もお客さんが自ら返却口へ持って行く感じでした。
人件費を削減と人手不足を軽減するために、厨房スタッフだけで回せるようにしたってことなのかもしれない。
大野らしくない賢いシステムを導入していて仰天しました。
考えた人すごいわ。
満足度とは、手作りからのみ生まれるものではないと知る。
大変悔しいのですが、満足度というのは質の高さやハンドメイドの暖かさからだけ生まれるものではないのだと改めて思わされました。
食であれば食べる人が美味しいと感じ、ちょうどいい加減であると感じることができるものであれば、それは十分に満足度の高い状態なのだと思います。
レシピを考案し、1から作ることだけがすべてではないのでしょう。
確かな目利きをもって、美味しいものを探し出すというのだって、十分に努力のいることと思います。
店に出しても十分に勝負できる味なのであれば、冷凍チャーハンだって良いのです。
……いや、別にふざけたり茶化したりしてるわけではなく。
今回に関しては本当に食の満足度とは一体何なのか、どこにあるのかというのことを冷凍チャーハンと、暖かくなって息を吹き返した赤鶏ラーメンのスープから真面目に考えさせられました。
ありがとうございます。
なんか、値段的には1300円くらいだったんですけど。
そんなもんだろ、値段通りだろって思える謎の満足度の高さがあるのが凄い。
まあ、色々書きましたが地元の行きつけのお店ということもあって、今後も長く元気に続けていってほしいもんです。
応援しております。