ムーミンバレーパークへ遊びに行きました。
今回はムーミンバレーパークを目指します。
大宮からムーミンバレーパークに行くためには飯能駅を目指すことになるのですが、可能な限りお安く移動するプランとしては「大宮」→「武蔵浦和」→「新秋津」→「秋津」→「飯能」のルートで行くのが良いようです。
何度も乗り換えるうえ、徒歩移動もはさみつつ、片道1時間30分ほどのそこそこな移動時間になるらしい。
16時以降のナイトタイムまで滞在してイルミネーションとか楽しもうかなと思ったけど、帰りの電車を考慮するとその幻想はそうそうに切り捨てておいたほうがよさそうだなぁ。
新秋津から秋津まで徒歩で歩く。
新秋津駅から秋津駅までは徒歩でちょっとだけ歩きます。
出勤や通学の方々がゾロゾロと列をなして歩く中に混じり、商店街のような通りを歩きました。
立ち止まって写真撮っている暇がなくてそのまま駅に直行したけど、割と街並みは好きな雰囲気でした。
んで、秋津駅から西武池袋線に乗り換えて飯能駅を目指します。
飯能駅からメッツァビレッジへ。
飯能駅を出てすぐのところにメッツァ行の停留所があるので、そこからバスに乗ってメッツァビレッジへ到着です。
バスは完全なメッツァビレッジ専用の直通バスというわけではなく、一般の停留所にも止まる普通のバスなので、速度的にはゆっくりめです。
20分くらいはバスに乗ってた気がする。
帰りのバスは1時間おきくらいには出ているようなので帰りたくなったらいつでも帰れそうです。
とりあえず来た時点で滞在時間を決めて、ちょうどいい時間の便を調べてスマホにでもメモしておくのがよろしかろう。
な……700mだと?
ゲートをくぐったら、そこはムーミンバレーパーク。
みたいなイメージで来たんですけど、ムーミンバレーパーク自体はメッツァビレッジの中に入ってから700m進んだところにあるらしい。
僕が思っていたより大分敷地の奥深くにあるようです。
やはりムーミントロールの住む土地は秘境であったか。
そもそもこのメッツァビレッジ自体が飯能駅からだいぶ山奥に進んだところにあるので、割と秘境のような気がする。
今日は人も少ないから問題ないと思うけど、行楽シーズンとかでどっと混みあってるとこの700mにだいぶ体力を持って行かれそうな気がしますね。
ムーミンバレーパークも結構広そう。
ムーミンバレーパークに入ってからもそこそこ広めのエリアが広がっていそうです。
今日は割といい運動ができそうだな!
美しい景色と癒し系の北欧BGM
メッツァのゲートをくぐると綺麗な散歩道が広がっていました。
クリスマスシーズンだからか、飾りつけもされていて幻想的な雰囲気を醸していました。
敷地内に設置されているスピーカーからは北欧系のヒーリングBGMが流れており、日々の生活や労働で疲弊した精神にリジェネ効果を付与してくれるのもGOODです。
木々に多面体の飾りが取り付けられていたのですが、これは「ヒンメリ」と言うものらしく、北欧の伝統的なモビール(糸やワイヤーでつるしたインテリア)だそうです。
「幸せを願う光のモビール」ということらしく、クリスマスなどの飾りとして使われるものらしい。
メッツァビレッジは無料コンテンツです。
ムーミンバレーパークは有料コンテンツですが、その手前にあるメッツァビレッジは無料コンテンツとなっていて、椅子に座って宮沢湖を眺めながら読書に耽ってもいいし、SNSにアップするための自撮りを取ったっていいのです。
ちょっとしたムーミングッズはメッツァ内のショップでも売っていたりしますし、ムーミン以外の北欧グッズや展示もたくさん並んでいたりします。
車中泊やBBQのためのスペース、ボートのレンタル、ドッグランなども用意されているので、アウトドアな遊びにも使えます。
おもろい形の椅子に座って湖を眺めるのも一興。
ちょこちょこ変な形の椅子が置いてあるので、それに座って写真を撮ったりするのも良いかなと思います。
この椅子に座ると宮沢湖がちょうどいい感じに綺麗に見えるようになっているようなので、普通に景色を眺めるのに使うのもおすすめです。
ムーミンバレーパーク、到着。
700メートルの道のりを経て、ついにムーミンバレーパークに到着です。
キャラクターのシルエットで型抜きされた本型のアーチが可愛くてとても良い。
僕、ムーミン好きなので以前から一回は来てみたいなーと思ってたんですよね。
とりあえず、自力で一つ願いをかなえました。
パークに入るためのチケットは4300円。
ムーミンバレーパークに入るためのチケットは4300円でした。
ナイトパスや高齢者の入場なら2500円。
子供は1300円。
美術館や資料館、博物館のようなものだと思って入ると少しお高いかもしれないですね。
4000円というと、富士山の入山料とか熱海のACAOFOREST、ワンダーフェスティバルの当日券、万博の入場料、キッザニア甲子園の入場料……などがあるらしい。
僕もいつか行ってみたい、かの志摩スペイン村は5700円。
……まー、そう考えると値段設定はそこまでバグってもいないんじゃないかなーと思います。
維持費とかもあるし、こんなもんでしょう。
ちなみにディズニーランドやUSJは8000~10000円しますんで、さらに倍の値段になります。
骨まで溶かされそうなシャボン玉見つけた。
白い色のシャボン玉を放出する装置を発見しました。
このシャボン玉、地面に落ちるとボシャンボシャン弾けて蒸気のようなものを吹き出すんですけど、当たったら骨まで溶かされそうな雰囲気出しててちょっとおもろいです。
触れると洗剤みたいなベトベトする何かが手につくので、ちょっと触る程度なら全然汚れませんけど、大量に泡をかぶったりするとさすがに肌や衣服がべとべとになると思うんでおすすめはしません。
ちょっとおもろい。
この手の装置初めて見ました。
飾りつけが幻想的でGOOD
全体的に幻想的な飾りつけがされていて、メッツァ同様に癒し系BGMも流れているし、病んでるときに来るといい感じに回復できて良さそう。
道のいたるところに椅子が置いてあって、好きなところで好きなようにくつろげるようになってるのも面白いなと思いました。
でも、今日みたいに人が少ない日ならほっこりできると思うんだけど、人ごみの中で座っても落ち着けなさそうではある。
フォトスポットも多いよ。
映える写真が撮れそうなスポットも結構たくさんありそうでした。
宮沢湖をバックに写真撮る候補としても良いのではないでしょうか。
ムーミンバレーパーク内は有料エリアですし、せっかくきといて持ったない。
どんどん撮っときましょう。
畑はちゃんと手入れされています。
広場の花畑にはヘムレンさんがいらっしゃいました。
畑はまさにリアルタイムで手入れされていて。奥の区画に何か新しい植物を植えている真っ最中でした。
今回は白いお花が並んでいましたけれども、来るタイミングによっては別の植物が植えられているのかもしれませんねえ。
小川が流れていたりもして雰囲気◎です。
なんとなく広場エリアからは僕の故郷にあるフォリストパークに近い何かを感じます。
まあ、フォリストパークはオランダモチーフなんで、コンセプトにしているお国柄的には全然違うと思いますが。
ねんがんのムーミンハウスだ。
ついにムーミン屋敷にやってきました。
これが見たかった。
ちょっと建物の塗装がくたびれてきているのが残念です。
でもまあ、このくらいくたびれていたほうが「長いこと住んでいる感じ」が出ていてよいのかも。
ちなみにこれ、ちゃんと中に入れます。
ムーミン屋敷には地下から入る。
ムーミン屋敷は玄関からではなく、地下から見学スタートになります。
見学をする場合は屋敷の前に立っているパークのスタッフさんに声をかけましょう。
地下室も生活感漂うごちゃごちゃした物置小屋になっていておもろいです。
アニメ版ムーミンで地下室って描かれてたっけかな……地下室に関してはあんまり覚えてないんだよなあ。
ちなみに見学ツアーは先客がいる場合地下の階段前で待たされます。
フロアごとに見学時間がきちんと決められているので、それほどは待たされませんでした。
1階の玄関が出口となっております。
一階はムーミンママのキッチンやダイニングなどがありました。
地下→1F→2F→3Fと巡った後、最後はこのフロアにある玄関から退出することになります。
2階にはムーミンパパとムーミンママの部屋がある。
2Fはムーミンパパとムーミンママの部屋がありました。
ママの部屋はミシンなどの家事や裁縫をするための道具が置かれていて、パパの部屋には探検グッズがいっぱいでした。
ここは原作やアニメ版でもこんな感じだったような気がする。
3階にはムーミンたちのお部屋がある。
2Fにはムーミンとスノークのおじょうさん、リトルミィの部屋などがありました。
どの部屋もキャラごとの私品にあふれていて見ていて楽しかったです。
スノークのおじょうさんって日本だと世代によってはノンノンだし、フローレンでもありますよね。
フローレンの見た目のほうが原作寄りの見た目かなと思います。
消防法や建築法の絡みで仕方なかったんだろうけど、ちょいちょい消火器がいい感じに雰囲気ブレイカーになっていました。
これはこれでちょっと面白かったです。
パーク内をキャラクターが歩いていたりする。
ムーミンの登場キャラクターがパーク内を歩いていることがあるみたいです。
僕が滞在していた時はモランとスナフキンがいました。
スナフキンはベンチに座って若い女の子と一緒に写真撮ってました……なんて……なんて羨ましいんだ。
モランは時々不気味な叫び声をあげて小さい女の子を泣かせてました。
まあ、原作でも恐怖の対象なんでキャラとしては正解なんですけど、なんかかわいそうだった。
妖精さんに似合いそうな椅子、ございます。
花の装飾がついた揺れる椅子がございました。
妖精さんみたいな見た目をしている人には似あいそうです。
ちょっと手前のマンホールのふたがこのファンタジー空間を引き裂くブラックホールになっているのが残念ですけどね。
資料館の攻略は一日では足りない。
展示ブースにはトーベ・ヤンソンのプロフィールや年表、登場人物の解説、ほかにも色々読み物が置いてあって数時間ではとても読み切れませんでした。
映像ブースまで含めるともっともっと時間がいるかも。
多分ネット上で調べればある程度は集められる情報が多そうだったけど、時間が許せばもーちょい読んでいたかった。
エンマの劇場もちゃんと見てきた。
11:30と15:00にエンマの劇場でエンターテイメントショーが開催されます。
ショー自体は10分~15分くらいの短めの内容でした。
内容的には子供向けの歌って踊れるキャラクターショーって感じなので、お子さん連れにはオススメかもしれません。
子供向けのスペースが割と多い。
ショーも含めてムーミンバレーパークは全体的に親子連れが主なターゲット層な感じです。
お父さんとお母さんで8600円、子供が一人増えるごとに+1300円。
食事がちょっと高めなので、半日以上滞在するなら予算的には家族で20000円~30000円って感じかなーと思います。
気軽にいくにはちょっと割高かもしれないけど、遊具も多いし子供と親御さんが一緒に遊べるスポットはかなり多いと思います。
混雑状況にもよるんだろうけど、待ち時間がほとんどなかったんで、待ち時間に飽きてグズられることはあんまりないんじゃないかな。
そもそも外で遊んだり、体を動かしたりするのが嫌いな子には向かない場所かなと思うんで、その場合はちょっとお勧めできないかもですけどね。
想像力を働かせて自分で楽しいことを作ったり、探しに行けるお子さんには向いているのではないでしょうか、と思ったりもしました。
僕もヘムレンさんの遊園地で遊びたかったのですが、これは大人が立ち入っていい場所ではありませんでした。
これ絶対ワクワクしておもろいやつだぞ。
次は時間に余裕をもってゆっくり楽しみに来たいぞ。
個人的にはムーミンバレーパーク楽しかったです。
繁忙期に来るとまた雰囲気が違ってくるのかもしれないけど、今回はシーズンオフを狙ってきたのが功を奏したのか、終始穏やかに過ごせたのはよかったです。
とにかく人ごみと騒がしいのが苦手なんですよね。
長くいるとだんだん調子悪くなってくるので、今回くらいの雰囲気なのが一番リラックスできてありがたいです。
クリスマス当日やイブの日あたりは混雑しそうかなと思ったんで、あえて手前の日に来ましたからね。
次回来ることがあったら、その時もちゃんとシーズンオフを狙ってきたいなと思っています。
あと、バレーパークをフルで楽しむなら、次回は宿泊先も飯能駅の近くに陣取ったほうがいいなと思いました。
それならナイトタイムまで居残りしてもホテルにちゃんと帰れるしね。
最後に、帰りは1駅間違って乗り過ごしてしまいまして、結果として帰宅時間が1時間半から2時間に増えてしまったことをご報告しておきたいと思います。