豚ラ王はどのくらい辛くて美味いのか。
今回は「辛豚ラ王」に挑戦いたします。
どうやらアブラとニンニクが暴力的にうまいと言うことらしい。
そんな辛豚ラ王は価格397円という強気の価格設定。
レギュラーのラ王が248円なので、そこから見ても大分強気です。
材料単価が高いモノを惜しみなく突っ込んだ感じだろうか。
その価格の秘密、とても気になりますよねえ。
内容物からはこれと言ってスペシャルな感じはしない。
内容物のぱっと見はノーマルな感じ。
パウチに入った生っぽい具材とかが入っているのかな?と思っていたので意外ですね。
いつものラ王と内容物のグレードはそんなに違わないようにも見えます。
スープの材料にでもコストの高い素材を使用していたりするのだろうか。
うーん……。
実際食べて見ないことにはわかんない感じだなあ。
辛さほどほど、ニンニクほどほど、醤油の風味濃いめ。
アブラやニンニクの要素は思ったよりは濃くは無い気がします。
そこまで脂ぎってる感じはしないし、ニンニクの主張は決して弱くはないけど、目立つほど尖ってはいない。
辛さもそこまで強くは無いかなと思う。
暴力的にアブラとニンニク要素が美味いかという事に関しては、個人的にはちょっと弱いかなって印象。
でも、一つ一つの要素にスポットを当てて見ていくとそんな感じで中途半端な感じに見えるのだけども、トータルで見ると要素はそれぞれ非常にバランスよく、絶妙な感じで仲良く溶け合っている。
なかなか美味いです。
まぁ……でも400円払って食べたい味かって言われると個人的にはわりと微妙なところです。
248円で買えるレギュラーラ王とそれほど味のグレードに違いが無いように思えるのも残念。
ラ王って、そもそも美味いんだよな……。
だからさらに上を目指すのはなかなか酷だぞ、とは思います。
300円越えのカップ麺ともなってくると、様々な工夫を凝らしたレベルの高いテクニカルなカップ麺も多くなってくるわけですが、その中で目立った個性が発揮できているのかと言えば、ちょっと厳しいかもしれない。
個人的オススメ度としては「★★★☆☆」と言った感じです。