セブンイレブンで売れ残り続けた、まるで捨て猫のようなカップ麺を保護してきました。
出勤路にあるセブンイレブンでもうかれこれ1ヶ月近くもワゴンに置かれ続けていた売れ残りのカップ麺を保護してきました。
寿がきやの「藤枝朝ラーメン」です。
値崩れはしてたけど、崩れても170円というやや強気価格でした。
100円とか130円とか……まあ、そのあたりの価格帯まで下がってたら買って行く人はもっといたんじゃないかなとは思うんだけどね。
賞味期限はまだ先だし、まだ少し強気に出ていてもいいか、みたいな判断なのかもしれない。
僕が今回買ったもの以外にもまだ3個くらい在庫が残ってたんだけど、あいつらも無事に里親が見つかるといいな。
熱湯……6分?
熱湯6分ってやけに待たせるじゃん……。
6分もかかるのかって思ったら買う気が失せる人は多そうな感じはする。
熱湯6分って言ったらカップうどんのさらにその先よ?
どん兵衛を上手そうに食べ始めた人を目の前にして、まだ待たされ続けんのよ?
ねぇ?今どんな気持ち?
6分後の作業工程も少しややこしい。
6分待って麺がほぐれたら湯切り口からお湯を捨てる。
そしたらカップに冷水を入れて湯切り口から水を捨てる、これを3回繰り返す。
最期に液体スープを入れたら、再び冷水を目盛り線まで入れてかやくを乗せて、完成。
……丁寧にやるとここまでで8分くらいかかりますね。
水を3回も入れなおすって作業が地味に億劫ではあるよね。
熱湯6分の表記を見た後に、側面を見てこの説明書きを読んだら、僕のような変わり者以外は購買意欲がさらに下がってしまうのではないだろうか。
まぁ……美味しければ色々チャラになるとは僕は思ってるんでね。
大事なのはそこですよ。
あ、結構美味しいですね。でも……
さっぱりしてて結構美味しいです、これ。
つくるのがめんどくさかった分、美味しさが割増しになっている気がしないでもないけどね。
例えるなら……そう、めんつゆにラーメンって感じ。
食べやすいし美味しいけど、面白みのある味では無いよね。
この味の良さなら、不味いから売れなかったという線は無いかなと思う。
だから、あの説明書きでめんどくさいヤツだなと思われたんじゃないかなあ……損な奴だぜ。
カップ麺は手軽さが売りって部分も大きいかと思うので、蓋を開けて湯を注いだら、あとは待つだけ待ってガバッと食らいつく!くらいわかりやすい導線になっていないと、買う側も手を出しにくいと感じてしまうだろうしね。
そんな感じ。
でも、面白かったよ。