以前ヴィレッジヴァンガードから取り寄せた青い森の天然青色アンチャンブルーティー。
コイツがまだ半分以上残っているので何かに使えないかと考えました。
うーん……何に使ったら面白いかなあ。
3秒くらい考えました。
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青いホットケーキを作ろう。
……というわけで。
月並みな発想ですが青いホットケーキを作ってみようと思います。
牛乳、薄力粉、ベーキングパウダー、たまご、砂糖……とりあえずそれっぽい材料をスーパーからかき集めてきましたよ。
さて、次はどうしたもんかなあ。
ホットミルクを用意する。
まずはホットミルクを作るところから始めてみる。
何がしたいのかというと、温めた牛乳のなかにアンチャンブルーティーのティーバッグを入れて煮だしたいんだよねぇ。
冷たい牛乳だとティーバッグから色が染みだすまでに時間がかかったり、最悪色が出てこなかったりするかもしれませんからね。
なかなか色が出てこんなぁ……
なかなか色が出てこない……。
というかこんなもんかもしれない。
ティーバッグから青い色は確かに染みだしているんだけども、牛乳の白色が強すぎるんだなァ……なるほど。
いかに2リットルの水をたやすく濃い青色に変えてしまうほどの威力を持ったアンチャンブルーティーのティーバッグも、白色を染め抜くことはかなわなかったか。
でもまあ、それなりには青くなっているので上場かなぁ。
ちなみにこれはホットケーキにするにはホットミルクを多く作りすぎてしまったので、普通に飲むように分けたもの。
試しに飲んでみたけど、色は青くなっているものの味はただのホットミルクです。
青色は緑色へレボリューションする。
青色になったホットミルクを少し冷ましてから卵だの小麦粉だのを混ぜておいたホットケーキの種の中に全部入れます。
すると何ということでしょう。
……緑色になりました。
あれよな、これはたまごの黄色やな。
そっかぁー……青色に黄色がまざったから緑色なんだねえ。
青色の何かを作ろうと思っていたのに、緑色になっちまったら、そりゃあミッション失敗ですよ。
でもまー、せっかくここまで用意したわけですので完成させてしまいましょう。
調理はシャトルシェフで行います。
調理はサーモスのシャトルシェフで行います。
保温調理という、一度加熱した後に保温容器に放り込んで放置しておくと、その余熱で調理を進めてくれるというなんか面白い鍋です。
これにホットケーキの種を流しいれて数分加熱したら、保温容器に入れてホットケーキが固まるのを本でも読みながら適当に待っていれば完成です。
まぁ、適当に30分くらい放置しとけば固まるでしょう。
そしてここに緑のケーキが完成した。
おー。
なんか抹茶ケーキみたいな色になりましたねえ。
でも、抹茶よりも青色寄りの緑色です。
抹茶の緑は茶葉の性質上、赤色寄りの緑だもんね。
というわけで、ちょっとおぞましいホットケーキの出来上がりです。
ちょっと加熱が甘くて生っぽいところがいくつか残っちゃったけど、適度にしっとりしていて美味しいともいえる。
味は普通にホットケーキです。
毒々しい色をしているのに、何の変哲もない普通のホットケーキの味がするってのは、逆に面白いような気もしなくもない。
というわけで美味しくいただきました。
今回は王道のレシピを尊重して卵を入れてしまったので青色が崩れてしまったけど、たまごを使わなければ青色は維持できるのかもしれない。
あとは牛乳入れると青色が薄まるので、水で作ればいいのかもなぁ……。
まだティーバッグは残っているので、気が向いたらリベンジしてみましょう。
ちなみに今回さりげなく使ったシャトルシェフは、米を炊いたりプリンや茶わん蒸しを作ったり、ローストビーフ作ったりするときに使うとそれなりに便利な調理器具です。
スーパーで半額品として売られていたのを適当に買ってきたんだけど、ちょっと加熱して後はほったらかしておけば完成、見たいな感じが面白いのでちょこちょこ使っています。