食べ物の話題 外食記録

【外食記録】馬車道 王タレの龍の髭のお菓子

龍の髭のお菓子を求めて横浜中華街を散策しました。

世の中には「龍の髭」と呼ばれるお菓子があるそうです。

僕は「中国の宮廷で食されていたお菓子」という知識で覚えていたのですが、ちょっと違うっぽい。

・中国では龍鬚糖(ロンシュータン)と呼ばれていて、皇帝にも愛されていたお菓子として知られている。

・韓国や朝鮮半島でもクルタレと呼ばれていて、伝統的な飴菓子の一つとして知られている。

という感じで、「中国や韓国で伝統的に食されているお菓子」という方が、どうやら正解に近いようです。

……などといううんちくをネットで調べつつ、今回は横浜中華街にある王タレさんにやってきました。

鳴潮に登場する丹瑾の大好物。

僕が好きでプレイしているアクションRPG「鳴潮(めいちょう)」に登場する丹瑾(たんきん)というキャラクターの好物がマシュマロ龍髭パイという食べ物だそうです。

んで、恐らくこの龍髭パイの元ネタが今回の龍の髭のお菓子であると思わるのですが、これを見て、これが実在するらしいということを後々に知って、どこかで食べることは出来ないものかと思っていました。

そして、どうやら横浜中華街にも売っているお店があるらしい、ということに行きついたので、今回の横浜旅行のついでに探してみようと思っていました。

二個で2000円だった。

通常は1個1300円だか1500円くらいだった気がしますが、店頭で買うと2個で2000円におまけしてくれるっぽいです。

4種類くらい味にバリエーションがあったんですが、王道はピーナッツらしいので、今回はピーナッツとチョコレートを選択しました。

店名の王タレってネーミングは、中国っぽい響きと韓国っぽい響きを足したような感じになっているような気もする。

そう考えるとかなり攻めた名前だよな、と感じました。

ふわっとした口どけの良さと、サクサクする食感の不思議な共演。

綿菓子のように口の中で溶けていくくちどけの良さと、サクサクした食感が共存していて、なんだか不思議な感じです。

わたあめのような柔らかいイメージだったのですが、そこまでは柔らかくない。

中にピーナッツが来るんであるので、食べ進めていくとナッツの香ばしい風味が甘さの中に混じってきます。

宮廷のお菓子ってことらしいけど、個人的には高級感というのはそこまで感じないかもなあ。

どっちかっていうと駄菓子っぽい味わいかな、と思う。

サクサクした綿あめみたいな……そんな感じ。

作りとしては、蜂蜜ベースで作った飴菓子にコーンスターチを振りかけながら力技でひたすら伸ばしたもの……というの作り自体は非常にシンプルなものらしい。

なので、材料的に見ても、駄菓子という表現も間違ってはいないかもね。

1つ手に取るたびに糸くず状のお菓子の欠片が大量に飛び散るので、信玄餅よりもきれいに食べるのが難易度高いような気がしました。

甘さ控えめであっさりめなので、割と食べやすいです。

チョコ味のみためが凶悪。

チョコレート味もいただきましょう。

ピーナッツ味の方は僕の運搬の仕方がわるくて型崩れしてしまい、そのせいで見た目が悪くなっていたものの、白くて繭のようなきれいな見た目をしているな、と感じました。

しかし、チョコレート味の方はなんというか……。

食べ物に対して抱く感情としてはすごい失礼なのですが、まるで数年単位で洗ってない埃まみれのエアコンのフィルタみたいだな、と思ってしまいました。

箱から出してこの状態でテーブルに置いておいたら、人によってはゴミだと思って捨ててしまいそうな見た目です。

味は普通に美味しいんですけどね。

さきのピーナッツ味にチョコレートの風味が絡んだだけではあるのですが、僕はこっちの方が好きかも。

飛び散る欠片と粉末で2倍めんどくさい。

ピーナッツ味の方も触れたり、噛んだりするたびに無数の欠片が飛び散らかるので厄介だな、と思っていました。

チョコレート味は飛び散る欠片にチョコレートパウダーが絡みついて一緒になって舞い飛ぶので、さらに厄介です。

しかもこのチョコパウダーはテーブルの上にこぼれるとへばりついてはがれにくく、綺麗に拭き取るのには少し苦労しました。

このお菓子をまた食べる機会があったら、外で食べることを心に誓おうと思います。

 

という感じです。

ごちそうさまでした。

アドセンスコード

スポンサーリンク

-食べ物の話題, 外食記録

© 2025 電網ブルーオーシャン Powered by AFFINGER5