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【外食記録】馬車道 成簽尚萬の火鍋食べ放題コース

人生初めての火鍋を食べに行く。

5月に軽井沢へ旅行に行ったときに、ホテルの近くに火鍋屋さんがあったので試しに食べてみようかなーって思ったんですけど、予算的に厳しいなーと思って断念したので、横浜中華街でリベンジしようと思いました。

火鍋って食べたことなかったんで、ずっと気になってたんですよね。

お店で食べようとすると、スープと具材の代金でどこも大体5000円以上かなーって相場っぽかったんで、軽井沢旅行の時の予算ではちょっと厳しかった。

5月の旅行ではテキサスBBQに食事予算の大半を費やしましたからねー。

あれはあれで食べたかったものなんで、美味しかったし、良い経験になりましたね。

と、いうことで今回は中華粥専門店の謝甜記2号店さん……ではなく!

同じ建物の3階にある成簽尚萬(セイセンショウマン)さんで火鍋を食べます。

謝甜記さんのお粥も気になっているので、後々立ち寄れるといいですね。

扉がちょっと重たかった。

中で食事をしている人がいるようだけど、扉には鍵がかかっている?

……と思ったら扉が重たかっただけでした。

見た目はそんなに重そうに見えないんで、スッと軽く開けようとしたらビクともしなくて驚きました。

ちょっとだけ力を込めて引っ張ってあげる必要があります。

帰り際にお店の方に「扉が重くてすみませんね」って言われたので、気のせいではなくちゃんと重たいようです。

奮発して一番高いコースに身を投じていくスタイルとする。

3000くらいのコースと、3500円くらいのコースと、4000円くらいのコースの3種類があった気がします。

どのコースも食べ放題となっていて、高いコースは注文できる食材が追加されたり、おつまみメニューやデザート、チャーハンなども食べ放題になったりします。

今回は一番高い4000くらいのコースを注文しました。

ちなみに、僕のようにソロプレイで入店すると別途スープ代に1500円ほどかかりますのでご注意ください。

2名以上からスープ代は食べ放題サービスの金額に含まれるようになりますので、お友達と一緒に行く方が何かとお得です。

んで、今回は加えて飲み放題を付けたので600円プラスでした。

僕が頼んだのはソフトドリンクの飲み放題なので、お酒も含む飲み放題だともーちょい高いです。

そんな感じで、食事の金額的にはソロだと7000円くらい、2名以上だと5500円くらいって感じです。

多少は調べてみたけど、僕がソロで行く一回の食事代としてはかなりの高額出費ではあるものの、火鍋の相場的にはこんなもんかな?って感じっぽい。

4000円~6000円くらいが平均値かなって印象です。

串串香というスタイルらしい。

こちらのお店の火鍋は串串香(ツァンツアンシャン)という方式らしいです。

1980年代中期に登場した、具材を竹串にさしたものをスープの中に突っ込んで加熱する、というスタイルらしい。

食べ放題なのでセルフで冷蔵庫に並べられている具材を好きなように取ってきて鍋の中に放り込むって感じですね。

牛ハチノスとか牛血管とか鴨プリンとか、冬瓜とか、僕の知らん食材も並んでて非常に興味深い。

お通しも美味しかったなー。

甘いタレで煮込んだ手羽先と、タケノコの和え物みたいなお通しを最初に出してもらったんですが、どっちも美味しかったな。

手羽先はほとんど骨!って感じで可食部少なかったんで、食べにくいのがちょっと気になったかも。

まさかとは思うけど……骨まで食べるのが一般的だったとか、そんなことは……ないよね?

冰糖雪梨という見慣れない飲み物。

冰糖雪梨(カンシースーフー)という知らない飲み物が飲み放題メニューに入っていて、気になったので頼んでみました。

梨を水や氷砂糖と一緒に弱火でゆっくり煮込むスープ系の中国料理のことらしいです。

こちらに関してはスープっていうより、ペットボトルに入った清涼飲料水でしたけどね。

味は日本で売られている一般的な梨ジュースと大体同じです。

ちょっと甘さが強めかもなーって気がしないでもない。

美味しかったです。

コップに入って出てくると思ったら、そのまんまペットボトルで出してくれたのでちょっとびっくりしました。

冬瓜茶も頼んでみた。

冬瓜(とうがん)茶は冬瓜というウリ科の野菜を煮詰めたものに黒糖を混ぜて溶かした飲み物らしいです。

冬瓜をそもそも知らなかったんですが、どうやら日本でも昔から栽培されている野菜ではあるらしい。

ちゃんと飲み切りましたけど、こちらの冬瓜茶は個人的にはちょっと口に合わなかったかも、と思いました。

微妙にウリ科特有の水っぽくて青臭い風味がするものの、ほぼ「水で薄めたはちみつ」みたいな感じの味でした。

肉を柔らかくするときなどに使ったりはするけど、蜂蜜系の飲み物って僕はあんまり得意ではないんだよな。

ペットボトルの形が独特で、キャップを捻って外したら、そのキャップをさかさまにして飲み口をふさいでいる銀フィルムに穴をあける……みたいな日本じゃちょっとお目にかかったことのない独特な開け方をしていて面白かったです。

飲み放題メニューは冰糖雪梨や冬瓜茶のほかにもいくつか中国産のドリンクがあるようでしたが、いずれも甘い飲み物らしく、さすがにペットボトル2本分飲んだら糖分的にもうオーバーやろ!と思ったので、こっからはもう水とウーロン茶に切り替えました。

サイドメニューも美味しかった。

肉まんや焼売、干豆腐の和え物などなど、いくつかサイドメニュー的なものも頼んでみましたが、どれも美味しかったです。

何人かで飲み食いしながらつまむ分にはちょうどいい感じのおつまみメニューがそろっていましたね。

火鍋は食材を順番に入れて、スープを育てるのも醍醐味らしい。

軽く食べる前に調べてみたのですが。

①スープを強火で温め、沸騰させる。

②肉類を最初に入れて、うまみを引き出す。

③野菜を入れて、ダシを野菜にしみこませる。

④海鮮を最後に入れて食材の風味を最大限に引き出す。

⑤締めはここまで育てたスープにご飯を入れてお粥(雑炊)を作ったり、麺を入れて楽しむ。

という順番に具材を突っ込んで、自分好みのスープを育てていくのも火鍋の醍醐味らしいです。

せっかくなので、今回はこの順番に倣って食べ進めていきました。

あと、串にささった具材がしっかりスープに沈み込むように底の深い作りになっているこの鍋は泥鍋(ニコ)というらしいです。

串串香スタイルで火鍋を楽しむために用意された専用鍋みたいなものらしい。

非常に興味深いです。

育てたスープは美味かった。

火鍋というと、王道は麻辣の赤いスープと、白湯の白いスープの2つが仕切りで区切られた鍋に別々に入れられている感じだと思います。

こちらのお店では麻辣と白湯のほかにキノコスープが用意されていて、3つの内から好きなスープを2つ選んで組み合わせることが出来ます。

メニュー表には麻辣と海鮮とキノコって書いてあって、白湯の表記はないのでわかりにくい気もしましたが、海鮮が白湯ですね。

僕は今回麻辣(中辛)とキノコの2つで注文しました。

辛い物ある程度イケる口だし中辛くらいがいいやろ!って思って選んだんですけど、スープすすった時にわりとむせるくらい辛いです。

中辛でこの辛さだと、大辛はペヤングの獄辛MAXとかそれ以上のレベルなんじゃないだろうか。

我々のような一般人の感覚では味もわからんレベルで、ただひたすらに口の中が痛いだけのやつね。

キノコスープと混ぜるとちょうどいいピリ辛くらいになるので、最終的には器に盛って合体させました。

育てたスープはいい感じにうま味が溶けて、刀削麺やラーメンを突っ込んで食べると最高に美味しかったです。

割と海鮮多めに突っ込んだので、魚介の出汁が取れてた感じですね。

最後にデザートを頼む。

食べ放題メニューの中に四川風デザートと書かれたメニューがあったので頼んでみたのですが、かき氷のようなものにナッツや果物がちりばめられている不思議なものが出てきました。

これはなんだろう?と思って検索で調べてみたんですが、おそらく冰粉(ビンフェン)というものだと思われます。

ゼリー状の食べ物に氷やナッツ、小豆、フルーツ、白玉などをトッピングした、暑いときに食べる四川発祥のスイーツ、という事らしいです。

水っぽい質感の砂糖水的な甘さの何か(多分、氷を砕いたものか、ゼリーを砕いたもの)にナッツやフルーツがちりばめられている感じ。

あんまり経験したことのない不思議な食感の食べ物です。

食べ物っていうよりは飲み物みたいな感じだけど、飲み物というにしては歯ごたえのあるナッツが邪魔かな、みたいな。

さっぱりしてて辛い物を食べた後だとありがたかったかも。

一人前なら火鍋は家で作った方がリーズナブルでいいかも。

最初から分かり切っていましたが、一人前ならスーパーで食材を集めて自分で作った方が圧倒的にコスパがいいです。

今回は専門店で実際に食事をしてみて、”火鍋を学ぶ”というのが目的だったので7000円でも問題ないのですけど、次に火鍋のお店を利用するのだとしたら、打ち上げとか、お祝いとか、複数人で会話を楽しみながら食事がしたいと思った時だけかなーって感じにしようと思いました。

そもそもがそういうシチュエーション向けの料理だと思うし、そういうコンセプトでお店も切り盛りしてると思うんで、今回の僕みたいにソロで行くっていうスタイルのほうが異質なプレイスタイルだと思います。

世間一般的には、焼肉屋に一人で入るのは奇人プレイだと思う方も多いと思わるのですが、確実にその類の行動かと思いますしね。

麻辣スープや白湯スープはスーパーなどで市販で売られているものもありますし、なんなら自分で材料から作ることも可能なものです。

美味しかったし、楽しかったのは間違いないので、ソロで火鍋が食べたいときは自分で作ろうと思います。

調べたら火鍋用の仕切り付きの鍋も売ってるみたいだしね!

 

今回の火鍋はとても美味しかったですし、お店の方も人当たりの良い気さくで優しい方でしたし、もしこの拙い記事で興味が湧いた方がいらっしゃいましたら、横浜中華街にお越しの際は立ち寄ってみてくださいませ。

ただし、ソロプレイは高くつくのでお勧めしません。

お友達を!仲間を必ず引き連れて攻略しに行ってください。

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