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【NIKKE】エヌという、記憶がリセットされ続ける可哀そうなニケの話

メインストーリーはハードな展開の多いNIKKEですが、キャラごとのサブストーリーはアットホームなシナリオや、コミカルなシナリオもたくさん用意されています。

その中でもN102・・・エヌのストーリーはとりわけ重くて可哀想なお話でした。

実験で記憶をリセットされ続けていて、毎日前日に何をしたかをメモした手帳を見ながら、やることリストを消化していく、という行動を毎日し続けているのですが、この手帳のメモすらも研究員たちによって手が加えられ、内容が歪められているという徹底した絶望環境に置かれているキャラなんですよね。

でも、本人は記憶がリセットされているから、研究員たちに残酷な仕打ちを受けているなんて微塵も思わずに、メモ帳の通りに行動し続けるわけです。

手帳に書かれたメモ以外に自分自身を手繰るものが何一つないから、メモにマイルドコロッケが好きって書いてあったら、自分はそれが好きだったんだって思うしかないし、悪意ある誰かに書き換えられてカレーコロッケが好きって書かれてたら、それが好きだったんだって思うしかない。

本人は普通に生活をしているだけなんだけど、事情を知っている周囲の人間やニケからしたら、見ているだけでつらい現実なんだけど、そういう役回りのニケだから、迂闊に口出すこともできはしない、という。

いやぁ……なんていうか、重い話ですなあ。

エヌ本人はいたてポジティブなのが、逆に見ていてつらい。

まあ、キャラストーリーの果てには、指揮官の活躍によってエヌの境遇が少しだけ改善されるのですが、それすらもエヌにとって本当に幸せなことだったのかは、少し考えさせられる感じでした。

一番最初にエヌのシナリオからとっつくと、ニケってキャラシナリオもハードなんだなって思っちゃうかもしれませんが、キャラによってストーリー内容にはかなり温度差があるんで、ぜひめげずにいろんなキャラストーリーを紐解いていっていただきたいです。

僕も頑張ります。

 

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