最近スーパーでもコンビニでもマリトッツォなる謎のパンと言うか、お菓子と言うか、菓子パンと言うか……そのようなモノを見かけるんですけど、これってひょっとしていま流行ってる感じだったりするのでしょうか。
っていうかポッと出てきたコイツは一体何者なのだろうか?
と思って調べて見たら2021年のトレンドスイーツという事だったらしい。
正確なところはわからないけども、2021年の9月頃からSNSなどにそのワードが出現し始めて、2020年の春ころに一気にトレンドとして伸びあがってきたという事らしいです。
コロナ禍でお店に来る人の混雑や行列を何とか分散できないかと、午後におやつとして買いに来てくれるようなメニューを探した結果、マリトッツォに行き当たったという経緯を持つお店などがあるらしく、流行りのルーツの一つなのかもしれない。
マリトッツォとは
ウィキペディアによれば、イタリアのローマを州都とするラツィオ州発祥の伝統的なお菓子という事らしい。
ふんわりとした食感のブリオッシュ生地に生クリームを挟んだシンプルなお菓子で、イタリアではカフェでの朝食として親しまれており、一般的には菓子店で売られているそうです。
伝統的なマリトッツォには、松の実、ブドウ、オレンジピールなどを入れたりするらしい。
マリトッツォと言う名前はこのお菓子を婚約者に贈る、古代ローマ時代から続く習慣に由来していて、このお菓子は男性から婚約した女性へ贈る伝統的なプレゼントでもあるそうです。
んで、このお菓子を贈った男性のことを婚約者の女性はマリート(夫)の俗称であるマリトッツォと呼んだところからその名をそのまま冠するようになったのがこのお菓子という事らしい。
マリトッツォの中に指輪や宝石を入れて送る人もいたらしいですよ。
まぁ、普通にパンに生クリーム挟んだ菓子パン。
聞き馴染みがないので珍しそうに感じていたけど、シンプルにブリオッシュ生地のパンに生クリームを挟んだだけの菓子パンという事だったらしいです。
今回スーパーで買ってきたマリトッツォもそんな感じでしたね。
生クリームの量が100円で買える菓子パンよりも奮発してあるかなーって感じではあるけど、それ以外の部分に関しては、それほど大きな違いもない気がするので、心境的なコスパはあまりよくなかったかもしれない。
美味しかったけどね。
お店によっていろいろ創意工夫しているのだろうと思うので、次からお菓子屋さんやパン屋さんへ立ち寄る際はマリトッツォも探してみようかなと思います。