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【ゲームレビュー】新月同行を2か月遊んでみた感想

新月同行とは。

新月同行は2025年8月7日にリリースされたタイトル。

プラットフォームはAndroid、iphone

 

運営・開発ともにGarena。

シンガポールの会社で、古くは2010年にLOLの配信元をしていたこともあったりする会社です。

 

今回は2か月ほどコツコツ遊んだ上での感想になります。

メインストーリーは5章まで遊びました。

クオリティは高いけど、やることは既存のソシャゲとほぼ同じ。

「このレベルでも可処分時間の取り合いに負けるのか」と言うほどには丁寧に作りこまれている全体的にクオリティの高いタイトルであると感じました。

ビジュアル部分・BGM・ストーリー、どれも高い水準でまとまっていると思います。

 

特にアドベンチャーパートでプレイヤーが歩き回る横スクロール式の2Dフィールドは、イベントごとにほとんど使いまわしがなく、都度丁寧に書き込まれた新規のマップが様々用意されるので見ごたえがありました。

 

個人的にはキャラデザが非常に好みで、このタイトルを触ってみようと思った一番のフックになっています。

世界観の作りこみはとても丁寧で圧倒される部分も多かったのですが、インゲーム部分は既存のターン制RPG系ソシャゲとやることがほぼ同じで、とくに真新しさはない感じ。

 

別に新鮮味が薄いこと自体は悪いことではないけど、個人的には「じゃあ継続して遊んでいる他のタイトルを蹴ってまで遊ぶほど優先度は高くないよね」という判断に至る理由になります。

メインストーリーの続きは気になるなーと思っていて、それが最後のフックになっていたのですが、毎日コツコツやる日課部分が結構重たくて大変だったので終わりにしました。

とにかくビジュアルが良い。

前述したとおり、とにかくビジュアル面がつよつよです。

 

横スクロールの2Dフィールドも、そこで動き回る2Dキャラクターも丁寧に描かれて非常に好感が持てます。

バトルパートで表示される後ろ姿や、大技を使った時のカットイン演出、攻撃時のモーションなども非常にセンス良く、綺麗にまとめられていると思います。

 

BGMもビジュアルやストーリーを盛り上げる良曲揃いで、世界観作りに関してはとても気合が入っていると感じました。

メインストーリー以外のローカライズがガバガバ。

世界観作りにとても気合が入っているのは間違いないと思うのですが、サブコンテンツのテキストフレーバーはローカライズが翻訳が甘いものが多い印象で、メイン部分のテキストが丁寧に作られている分、サブ部分のテキストは粗がかなり目立つ印象を受けました。

 

サブコンテンツ部分はボイスも入らないため、メイン以上に文字をちゃんと読む感じになりますし、余計に気になってしまいましたね。

スタミナと資金不足と素材不足のトリプルパンチでストレスフルだった。

「新しい編成を試したい」みたいな目標ができたり、「戦闘力不足でバトルに勝てない」みたいな壁にぶち当たったりした場合に、キャラクターの育成を行うわけですが、毎回スタミナと資金不足と素材不足が障害として立ちふさがるのがかなりストレスフルに感じていました。

 

このゲームはターン制の4人パーティバトルな上、キャラクターロールや属性への気回しも必要です。

バトルに応じて編成を組み立てなおそうとすると、それなりの人数キャラクターが欲しくなってきます。

 

なのに、スタミナを回復しながら数日かけて素材をそろえても、こんどは資金が足りなくなる。

資金をそろえるのに、またスタミナを回復しながら数日かける、という流れの繰り返し、というのを強要されます。

 

やってるうちに何がしたかったか忘れてしまうほどのレベルの時間が必要になるので、モチベーションがどんどん落ちていきました。

「ソシャゲあるある」な話ではあるのですが、この部分にストレスを感じさせない工夫がされているソシャゲも増えてきている中、「じゃあ無理して遊ぶことも無いか」って話になってしまいました。

世界観やビジュアルが好きならおススメです。

いつもながら、ゲームをやめるに至った決め手や、良いと感じた部分を率直に書き連ねただけで、つまらないとか、ダメだとか、作品に対してそういうネガティブなことは微塵も思っていません。

むしろ、ストーリーやビジュアルは非常に好みで、やめるのが惜しくて残すか、切るか、結構な時間悩んだほどです。

 

しかし、無情なことに遊ぶための可処分時間も、端末のハードディスク容量も有限なのです。

 

残念ながら継続するだけのキャパが僕には無かったのでここで終了、という形にしましたが、キービジュアルやキャラクターにピンときた方は是非一度遊んでみてください。

スタミナ制であるが故の「待ちのストレス部分」が気にならない方であれば、素直に楽しめるのではないかと思われます。

 

以上、感想になります。

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