はじめに。これはただの愚痴です。
まず、初めに書いておくのですが、この記事はただの愚痴です。
もし、Conoha(コノハ)のレンタルサーバーをこれから利用したいと考えている人に対して、「やめておいた方がいいよ」とか引き留めるために書いているわけではありません。
マジで、ただの愚痴です。
うちのブログは比較的ネガティブな記事を書くとき、できるだけ対象を公表することはしないようにしています。
ですが、こちら側が一方的に不利益を被るようなことをされた場合に限っては別かなという感じですね。
特に今回は向こうの定めた規約上は問題はなく、向こうの敷いたルールの範囲内である以上「訴えてやるぅ!」なんてこともできないわけでして、もはや泣き寝入りするしかない状況です。
ということで、せめてお気持ち表明くらいはさせていただければな、と思う次第です。
二年間、Conohaのレンタルサーバーを利用した率直な感想。
マインクラフトのModサーバーを作るために、長期割引パスというものを購入して、約二年ほどConohaのレンタルサーバーを借りて運用していました。
二年間、Conohaのレンタルサーバーを利用して思った率直な感想としては「サポート窓口が全く機能していないに等しい」という一言に尽きます。
そう思った要因を列挙していくと…
・サーバーに何かトラブルがあっても「プライベートな部分に関しては触れられない規則ですので自分で調べて何とかしてください」と、基本的に丸投げ。
・マインクラフトのサーバー管理コンソールにおいて、ForgeのVerアップ対応がめちゃくちゃ遅い。
・いつの間にかサーバー管理維持費なるものを徴収し始めて、気が付いたら二度と使わないであろうサーバーの料金まで支払わされていた(30000円位)
・料金形態がメールなどの事前告知もなくサイレントに変わる上、変更に気が付かないと強制的に引き落とし処理をされる。
・重要であろう内容の告知の文章が非常に見づらい位置に小さく書かれていたりして、非常にわかりづらいことがある。
・問い合わせや設定変更などのフォームまでの道のりや場所がわかりにくい。
・重要な通知に限って迷惑メールフォルダに入っていることが多い。一度設定しなおしてもまた迷惑メールフォルダに入ってくる。
という感じで色々ありまして、何を聞いても「トラブルシューティングの事例集をお読みください」などと添えながら、テンプレート的で最もらしい事務的なことを言うのですが、結局のところ、こちらの相談事は何も一つ解決されてないってことが延々続いてたんですよね。
そういうことが続いていて、フラストレーションが大分溜まっていました。
まあ、conohaに限らずレンタルサーバーの会社はみんなそんなもんなのかもしれません。
でも、そうなるとレンタルサーバー業界の体質に問題があるのでは?と思うので、顧客側も運営側も、そういうもんですと雑に割り切っていいもんでもないだろ、とは思ったりします。
長期割引パスの契約停止設定に失敗して料金が引き落とされる。
そんな感じの適当な対応をされ続けていたので、「もう今年は更新をせず、サーバーを閉めよう」という決断をしてサーバーの削除と長期割引パスの停止を行った……つもりだったのですが、ここで事故が起こりました。
削除や停止の入力や設定変更が反映されておらず、料金の引き落としが発生してしまったのです。
ここに関しては僕の方の通信トラブルであるとか、設定ミスであるとか、そういった僕自身のうっかりの可能性も多分にあるので、この部分に関してはConohaを非難するとかそういう気持ちは一切ないです。
いかなる場合も、引き落とされたお金が返金されることは絶対にありません。
ですが、引き落とされた金額は23631円という高くも無いですが、決して安くもない金額です。
僕はミスの経緯などを説明しつつ、なんとか返金のご相談ができないかどうかを相談しました。
結果は「規約上、どのような理由があっても決済後の返金には一切応じられない」というもので、晴れて泣き寝入りが確定しました。
まあでも、この結果になることは最初から分かっていたんですけどね。
率直な感想の項目でも書いた通り「いつの間にか管理維持費が発生するようになった」際に、「利用予定の一切ないサーバーの管理維持費をいつの間にか引き落としされていたので、返金の相談をさせていただきたい」という旨の連絡をしたのですが、その時にすでに上記の規約上の話をされていたからです。
要するにこのパターン、2回目ではあるんですよね。
僕にも「確認や対応が遅れた」という落ち度はあるからなぁとは思うものの、総額で言うと6万円近くの不利益を被っているので、頑なに「返金しません!」で切り捨てるのって令和的なやり方としては、さすがにちょっと理不尽じゃないのこれ?とは思ってしまう。
とりあえず、ここからわかったこととして、Conohaのレンタルサーバー運営は、入金処理が完了したお金を絶対に返してくれません。
支払金額がたとえ10万円だとしても、100万円だとしても、1000万円だったとしても「規則ですので」の一点張りで返すことはないでしょう。
だって規則なんだもんね。
しょうがないよね。
こちらにサーバーを使用する意思が無い以上、公平な取引ではないと思う。
「決済処理をしてしまったら、返金はできません」という規約になっている以上、そこに対して文句は別にありません。
とはいえ、買う側に購入意思が一切なく、サーバーをもう使う予定がないのだから、長期割引パスだって無用の長物です。
これって果たして公正公平な取引といえるのでしょうか?と思ったりもする。
規約内の話である以上は返金しなくても問題はなく、公正なのかもしれない。
でもまあ、公平な取引であるとはとても言えないと思うし、これって誠実なやり方ではないんじゃないかな、と思う。
だって僕は支払った対価に見合った商品を受け取っていないわけですし。
規約上、契約上は受け取ったことになっているから公正だけど、納得できない品質のものを納品されているわけだから公平ではないんだよなあ。
ちなみに僕が憤りを感じているのは、「お金を損した」とか、「返金しろ!」とかそういう話じゃなくて、支払った対価に釣り合うサービスを受け取れていないことに対してなので、そこさえまじめに対応してくれてさえいれば、わざわざ記事にしてまでお気持ち全快の愚痴を漏らすことも無かったんですよね。
月額ならともかく、年額でゴッソリ持っていって平気な顔してるのってちょっと問題があるのでは?
引き落とされた金額が月額であったなら、まだ「数日は使ったことになってるだろうしなあ……まぁ仕方ないか」で納得もできるのですが、年額の場合に関しては多少返金の余地があっても良かったのでは?とは思います。
このルールだと、僕は今回20000円くらいの支払いで済んでるけど、ホントに1日も使わないのに10万とか100万とかの料金を支払わされてる人もいる可能性もありますよね。
契約内容によってはもっとえげつない金額を無駄に支払わされてるパターンだって発生し得ますよね。
それも全部平気な顔で自分らの財布に入れてるんだとしたら、それって商売のやり方としても問題があるのではないでしょうか。
確かにルールの範囲なのでそういう仕組みでも問題はないんでしょうけど、無用の長物に月額の12倍の金額を支払わされる人の気持ちを考えたら、こういうルールにはならんし、もう少し寄り添った対応が出来るのではないでしょうか。
まあ、ルールなんでしょうから仕方のないことでしょうけど。
ルールなんでしょうからね。
年額に対しては多少の返金を考慮すべきでは。
別に全額の返金じゃなかったとしても良いと思うんです。
返金処理のために時間を割く手間だってあるだろうし、支払いが済んでしまっている以上、契約期間に入ってることになっているだろうし。
1か月分の利用料と、返金処理の手数料を差し引いて、2か月分くらいの料金を多めに払うことになったって別にいいと思うんです。
2か月分多めに支払ったって、10か月分は帰ってくるわけだから全然ありがたいと思うんですよね。
そういう感じのやり方とかは出来なかったのだろうか。
ちょっとした設定の不備で有無を言わさず年額ゴッソリ持ってくのって、どう考えてもえげつないやり方だよなーって気がするんですよ。
年額の支払いに対しては、もう少し柔軟な姿勢を考慮していただいても良いのではないでしょうか。
今回の僕のパターンの場合は、ブラウザのエラーとかによる設定変更失敗という可能性も高い状況だったし、理不尽度が結構高いです。
こちらに関しても「レンタルサーバーはどこもそんなもん」というのなら、レンタルサーバー業界の体質に問題があるのでは?と言わざるを得ないです。
結果的に顧客が支払った対価に全く釣り合わない、納得できない品質のものを無理やりつかませて大金毟ってるんだから、やってることは闇バイトとか詐欺の手口と変わらん気もするよ、僕は。
もう商売じゃないよな、それって。
全然ウィンウィンなんかじゃないよ。
年額のサブスクはリスクが高いということを学びました。
今回のレンタルサーバーの件を通して、年額性のサブスク利用のリスクの高さを痛感したので、今後は滅多なことでは使用しないようにしよう、と心に誓いました。
多分だけど、Conohaと同じように何の金銭的保証も用意してない場合の方が多いんじゃないかなという気がするからです。
マジで怖い世界だな、と思います。
このブログもXserverさんから借りてるレンタルサーバーのサブスクなんですけど、まあ、これはOKです。
ちゃんと対価分の価値を発揮してくれてるし、今のところ公平ですから。
レンタルサーバーを使用したゲーム運営はもう二度とやりません。
今後はもう、レンタルサーバーを利用したゲーム運営はやらないことにします。
今回の一件も要因の一つではあるけど、人の管理がめちゃくちゃ大変だな、と思ったからです。
誰でもいいや、で人を集めるといとも簡単に荒れるし、ルールを敷くと今度は全く人が集まらなくなるし。
トラブルがあった時の調整や確認の対応も時間がかかってしょうがなかったし。
僕にはこういうの全然向いてないな、と思いました。
とりあえず、もうConohaは二度と使いません。
Conohaのあまりにも説明不足かつ、大雑把すぎるサポート体制で、このまま継続してレンタルサーバーを借りようとはとても思えないです。
支払いに関しての不明点を問い合わせた後に、さくっと解約でいいかなって感じです。
もう二度と使うことはないです。
総額で6万円近い金額を理不尽に毟り取られたことは、絶対に忘れません。
色々あったけど、二年間お世話になりました、ありがとうございますって話で気持ちよく閉める記事を書こうと思ってたけど、さすがに無理でした。
やっぱ返金できませんの注意書き一つを免罪符にして、顧客からお金を毟り取るのはあまりに不誠実が過ぎる。
以上、ただの愚痴でした。