御代田駅から徒歩で25分ほど。
前回は定休日で物理的に訪れることができませんでしたが、今回は大丈夫。
本来の営業時間は店主さんがバイク事故で体を痛めているらしく、9月の営業時間が変更になっているみたい。
12時~15時と18時~22時の営業時間をが、11時~17時になってるそうです。
11時ちょうどに行ったらCLOSED看板がでていて開いていなかったので、30分くらい適当に時間をつぶしてからもう一度行ったのですが閉店のまま。
あれ……臨時休業かな?と思って少し店の前をウロウロしていたらお店の方がそれに気づいてくれて、入り口を開けてくれました。
ケガの治療中らしいし、人が来るまでは一旦店を開けないままにして、体を休めていたのかもしれませんね。
異世界ファンタジーな店内で食事が楽しめる。
実はここから異世界ダンジョンへ飛べるポータルを管理しています、と言われても違和感のないファンタジーな内装でご飯が食べられます。
ガソリンスタンドをリノベーションしてるであろうと思われる外観もポイント高いです。
ガソリンスタンドの廃墟と異世界の酒場が融合しました!みたいな独特な世界観にまとまっててとても素敵だと思います。
キッチンの方もファンタジーなセットになっていてかなり凝ってるんですよね。
トイレに繋がる階段も石やレンガを積んだようなデザインになっておりました。
トイレまで徹底してファンタジー。
使いやすさや清潔感の保ちやすさ、という理由もあるとは思いますが、こういうコンセプト系のお店であってもトイレだけは一般的なレイアウトになっている、というパターンは結構多いと思うのですが、こちらはちゃんとトイレに至るまで徹底してファンタジーです。
こだわりが過ぎて、かんぬきがガタついて扱いにくかったり、ドアノブを力強く引っ張らないと開かない、と言う分かりにくいギミックになっていたりしますが、これはこれで楽しいので良し。
入るときにドアの閉じ方がわからなくてお店の方に聞いたりもしました。
トイレに入るのにこんなに苦戦したのは人生で初めてかもしれないね。
牛すじカレーが今回のMVPだったかな。
色々注文してみましたが、今回食べた中で一番おいしかったのは牛すじカレーでした。
特筆するような要素は無いものの、フルーティな味わいをほのかに感じるオーソドックスな洋風カレーって感じで美味しかったです。
量的にもやや気持ち多めのボリュームかな?くらいの、満腹感の得られるいい塩梅でした。
厚切りハムは最初に食べるべきだったな。
スキレットの温度が下がるのが思ったより早くて、ハムがカレーを食べている間に温くなってしまっていたのがもったいなかった。
アツアツの状態にマスタードをかけて食べる方がもっと美味しかったであろうと思う。
塩気がきつすぎない感じで食べやすかったです。
ピザトーストはちょっと焦げてたね。
お店の方が病み上がりの体な上、ワンオペで切り盛りされていた中でしたので、さすがにいっぱい頼み過ぎてしまったかもな、と注文してから申し訳なく思ったりしました。
忙しかったからか、トーストがちょっと焦げちゃってました。
でもまあ、美味しく食べられる範囲にとどまっておりましたので問題なしです。
バナナミルクも美味しかった。
デザートとして頼んでおいたバナナミルクも美味しかった。
カレーを食べた後のデザートとして最高に輝いていたと思います。
バナナチップがたっぷり乗ってるのもいい感じだったね。
誰かと一緒に来るともっと楽しめるんじゃないかなと思う。
面白い空間で楽しかったし、食事も美味しかった。
けど、このお店はどちらかというと「誰かと一緒に楽しく語らいながら食事をつつく」というスタンスで来る人向けのお店なのかなーと感じました。
まさに「冒険者ギルド」って感じがして、コンセプト通りだなーと思います。
長野に旅行に来た友人などを誘って、食事をしに来てみるのも面白い気もしますね。
車じゃないとちょっと行きにくい立地にありますけど、御代田にお越しの際は一度行ってみてはいかがでしょうか。