昨日中津川に行った時に、ルビットタウン中津川で九州フェアを開催してたんで立ち寄って色々買ったりしました。
マクドナルドがルビットタウン中津川の中にあったんでついでにぐるっと回ってきたんだよね。
フェアでの購入品の一つである、長浜とんこつラーメンを今回は食べようかなーと思います。
長浜・博多のラーメンは何が違うのか。
株式会社大砲の社長インタビューによると、九州のとんこつラーメンに明確な線引きをすることは不可能である、という事らしい。
でもルーツは存在していて、九州のとんこつラーメンは久留米の南京千両というお店が昭和12年に出店した屋台のラーメンという事らしく、それより古い九州のラーメンの記録はないんだそうです。
その時のとんこつラーメンはあっさりした半濁のスープだったらしいよ。
昭和12年当時のスープの基本はすまし仕立てで、炊きあがり次第すぐに弱火にしてコトコト煮込みながら、済んだ状態で旨味を引き出していくのがスープの作り方の基本という事で、どこのお店もセオリーを踏んで調理をしていたらしい。
そんな中、久留米屋台の三九というお店で買い物に出かけている間に火を弱くするのを忘れるという事故が起こったらしいのだけど、その時真っ白に濁ってしまったスープを試しにちょっと味付けして食べて見たら思いのほか美味しかったという事で魅せに出されるようになったのが現在の白濁のとんこつラーメンなんだそうです。
なるほどね。
んで本題の長浜と博多のラーメンの違いなんですけども、ウィキペディアだと……
・博多ラーメンは味付けや色合いは店によって千差万別だが、基本的には豚骨主体の乳白色のスープと極細麺が特徴。豚骨を強火で沸騰させるため、骨のゼラチンなどが溶け出し濁ったスープになる。麺の硬さを注文する点や替玉も当ラーメンの特色になっている。
・おもに市場関係者向けであった長浜ラーメンの特徴は、競りの合間に食すため、素早く茹でられる極細麺、麺だけの追加注文の替え玉、豚骨を主な原材料としながらも、思いのほか軽めに炊かれたスープ、などとされる。
という感じらしい。
近年では博多ラーメンと長浜ラーメンは明確にジャンル分けすることは難しいとされていて、ほぼ同じものとして捉えられているらしいです。
なるほど。
「大体こういう感じなのだろう」という理論武装が出来たところでラーメンを作っていこうかなと思います。
やっぱ店味に敵うものはないなと思う。
長浜ラーメンの特徴って替玉や細麺ってことらしいから、このキットが明確に長浜ラーメンっぽいとジャッジできる要素があまりない気もするね。
こちらの商品も美味しいし、とんこつラーメンなのは間違いないのだけども、なんか食べたい長浜ラーメンのあの味この味に近いモノでは無かったかもしれない。
あと、このラーメンキットとは全く関係ないのだけど、突っ込んだチャーシューの酸味が今回のラーメンスープとはちょっと相性が悪かったかもなぁ。
もう少し吟味して選んで来ればよかった。
うーん……ちゃんとした長浜ラーメンのお店に、またいきたいですねー……。