テキサスバーベキューが食べられるお店と聞いてきました。
一度は食べてみたかったテキサスバーベキューが食べられるお店が軽井沢にもあると聞いてやってまいりました。
チャーチストリート周辺にあるスモークマンシップ軽井沢さんです。
テキサスバーベキューは、薪を使用するタイプのバーベキューコンロを使用し、低温でじっくり長時間、加熱とスモークを行う「Low&Slow」というスタイルで仕上げる調理法らしいです。
アメリカでバーベキューと言えばこっちのスタイルがメジャーらしく、休日に行うお父さんが主役の家族行事みたいなものらしい。
独特の食感と味わいがあって美味い!ということらしく、とても気になっていました。
スモークの過程で出来た牛脂を使ったフライドポテト。
牛脂で上げたフライドポテトと言えば、マクドナルドのポテトが牛脂なんでしたっけ?
なんとなくマックのポテトとテイストは近い印象です。
微妙にスモーキーな味わいが混じっているような気がしないでもないですが、味的にはオーソドックスなフライドポテトって感じですね。
トリュフソースをつけて食べるとめっちゃ美味い。
あと、ちょこっとだけ混じってる肉片も美味しかった。
これは、230ℊで6500円の輝きなのだ。
峯村牛ブリスケットが100gで3500円。
ブリスケットの外側のおこげのような部分であるバーンエンドが130gで3000円。
久々に奮発したなーって感じです。
信州峯村牛は、A4以上の黒毛和牛または信州プレミアム牛肉から、さらに厳選したものらしいです。
お高いお肉+時間のかかる大変な調理+軽井沢価格という感じなら、これでも安いものかもしれない。
そもそもテキサスバーベキューのお店は全国的に見ても大分少なく、本格的な機材を使用して調理したものを食べること自体が難しいので、希少価値補正もあるんじゃないかと思う。
見た目よりもやわらかく、とろけるような食感。
特筆すべきは舌の力でとろけてしまうくらいの柔らかい食感です。
プラスチックのナイフを渡された時は、この硬さのナイフでうまく切れるものなのだろうかとちょっとだけ不安でしたが、切るどころか、スプーンですくったって問題なさそうです。
バーンエンドのほうはブリスケットよりはやや硬めで歯ごたえが多少ありますが、全然やわらかいです。
肉と脂のうま味を引き立てる味付け。
スモーキーさよりも肉と脂のうま味が勝る感じなのが面白いですね。
味付けは肉のうま味を引き立てる程度にとどめた主張少なめの味加減かなと思います。
BBQソースやチリソース、コーヒーソースなんてものも付けてもらっていますが、個人的には何もつけずに食べるのが一番好きかも。
でも、たった230gの量なのに、半分も食べないうちから脂感に圧倒されて口の中がくどくなってしまったので、途中からはソースも使って食べていきました。
コーヒーソースは初めて使ったけど、ストレートにコーヒー!って感じの味なのね。
ただまあ、ブリスケット用に渡された3つのソースよりも、個人的にはポテトについてきたトリュフマヨネーズで食べるのが一番おいしかったかも。
230gとポテトで7000円か……なんて思ったりもしたけど、この量だけでも大分ヘビーな感じなので、満足感は十分高いですね。
良いもん食わしてもらったぜ。
体験を買ったって感じ。
美味しかったけど、震えるほどの感動!みたいな感じではなかったかもしれない。
でも、それ以上に貴重な体験をしたという満足度は高かったので損した感じはしないですね。
もう何軒分かのデータも欲しいなあと思うので、またどこか別のところでテキサスBBQのお店を見かけたら食べに行きたいですね。
大分高くつくと思うので、予算を組んで覚悟を決めていく……って感じになりそうですが。