せっかくの長野という事で、ここにいるうちに信州戸隠蕎麦というものを拝んでみたいと思っておりました。
というわけで、今回は信州戸隠蕎麦のぼっちにやってまいりました。
戸隠そばというのは岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばと共に日本三大そばの一つとされている蕎麦です。
ウィキペディアによると…
・挽きぐるみ(ソバの甘皮を取らずに挽く)の蕎麦粉を使用すること。中には玄そばまで挽き込むこともある。
・延すとき、四つ出し(四角く伸ばす)をせず、丸延しすること。
・麺棒は一本のみ。
・水を殆ど切らずに出すこと。
・「ぼっち盛り」と呼ばれる独特の盛り付けをすること。「ぼっち盛り」とは、一つのざるに5ないしは6束、開口部のつぶれた馬蹄形状に盛る形式をいう。ぼっち(束)の数は戸隠内の地域で変わる。
・根曲り竹で編まれた円形のざるに盛ること。
・「ざる」であっても海苔がかけられないこと。
・薬味には、今は「信州の伝統野菜」に認定されている地元の「戸隠大根」と呼ばれる辛味大根を使うこと。
・蕎麦が出てくるまでの間に大抵は自家製の漬物などが供されること。
・天ぷらにはワラビやコゴミといった地元で獲れる山菜類がふんだんに使われること。
……と言った感じの特徴を持っているらしいよ。
開店前くらいに行くと並ばずに入れるかもね。
開店前からお店の前にスタンバイしてたんですが、開店前から行列ができるという感じではなかったらしく、スムーズに入ることは出来ました。
でも5分後くらいにはお客さんが次々と入り始めて、数十分程度で席が埋まっちゃった上に列ができはじめたりしていたので、並ばずに入店したいなら早めに行って待ってた方が無難かもしれません。
日によっては開店前から並んでる日もあるのかもしれないけどね。
早めに来たのがちゃんと功を奏したようで、行動が無駄にならずに良かったよ。
Aランチを海老付き大盛りで。
ぼっちもりと言うのがみたかったのでAランチのざるそばを海老付き大盛りで注文しました。
とろろご飯もいいなあと思ったんで、AかCかで最後まで悩みました。
でも今日は天ぷらが食べたい日だった。
これがぼっち盛りというやつか。
馬蹄形状に盛る、というのがぼっち盛りらしい。
馬の蹄みたいな形ってことで、確かにそんな感じの見た目ですね。
みずみずしくて、シャキッと歯ごたえのある美味しいそばなんじゃないかなと思います。
ちょっと量が多かったかなぁ、なんて料理が出てきた当初は思ってたけど、なんだかんだであっという間に完食してしまいました。
長野にいるうちに戸隠そばが食べられて幸せです。
天ぷらもサクサクしてて美味い。
いつもコンビニやスーパーのしなびた天ぷらばかり食べているので、サックサクでめっちゃうめえ。
蕎麦も美味かったが、僕は天ぷらの方にもわりと感動しています。
揚げたてはやっぱうまいよなぁ……。